今回の断捨離で特に難しかったのが、写真関係です。
写真の1枚1枚に、祖父母や両親の大切な時間が凝縮されている様で、
感慨深いモノがありました。
アルバムの冊数もかなりあり、その中から残しておきたい・・・、と思う写真を選別。
故人直筆のメモ書きがあれば、それも切り取って新しいアルバムに貼り付けました。
問題は、選別から漏れた膨大な数の写真をどうするのか?
当分の間、捨てきれず、箱に仕舞っていましたが・・・、
収納アドバイザーの方 (かた) から、
「 ゴミとして出されて結構です。但し、他の汚れたゴミとは一緒にせず、
故人の思い入れのあった着物や品物などに包んで、
一緒に供養する気持ちで処分してあげて下さい。」と、助言を頂き、
それを参考にして行っていきました。
このような手順を繰り返し・・・、
30冊近くあったアルバムを、密度の濃い6冊に再編集。
これならいつでも簡単に取り出して、見返す事ができます。
「 モノを大切にするという事とは、大切に使うという事です。 」
アドバイザーの方の言葉が印象的だった、今回の断捨離でした。
現在、断捨離中の和ダンスの中には、
若くして亡くなった
祖母(母方)の帯もありました。
しつけ糸が残っていたので、
多分、未使用と思われます。
何故、ウチに在るのか?
詳細は不明でしたが・・・、
母の継母に配慮した、
曾祖母の複雑な想いがあった様で、
軽々しく扱ってはいけない、
そんな気配の漂う帯でした。
当家で処分するのは気が引けたので、本家(母の実家)と相談。義理の叔母の希望で、
テーブルランナーに作り直してから、本家へお返しする事にしました。
そして・・・、
出来上がったモノがこちら。
希望の寸法に切って、
そこを縫い閉じただけ ですが、
叔母や従妹にも喜んで頂き、一安心です。
※ 帯の保護と、使い勝手を考慮して、
現在、テーブル全面を覆う、
特性シールドを発注中。
残りの生地でランチョンマット (のようなモノ) を 4 枚作成。
遠くに住むもう一人の叔母とウチで分けて、祖母を偲ぶことにしました。
← こちらは、ウチで頂いた 1 枚です。
ステレオセットの下部に敷いて楽しんでいます。 ↓
アンプのメタリックな質感と、
絹織物独特の光沢ある質感が
絶妙に呼応していて、
結構気に入っています!
以上で、和ダンスの整理は終了しました。
遺された品々から、故人の生涯に想いを巡らせつつ、
「メメント・モリ 」 という言葉が度々頭を過った、今回の断捨離でした。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
※ 「 メメント・モリ 」(ラテン語 : memento mori )
「 いつか自分が必ず死ぬことを忘れるな 」という意。
現在、アトリエ南庭では・・・、酷暑の中、2 本の紫陽花が、枯れずに頑張っています!
「 西安 」 (シーアン) ・・・・・・・・・・・・・・・
花持ちが大変よく、花がピンクから緑、
そして最後に紅色へと変化します。
上手に管理すると、
約 3 か月以上綺麗な状態で
花を保ち続けます。
※購入時のラベルより
(高松商事株式会社)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
現在は、緑色から紅色へと変化している途中かと思われます。
6 月上旬の 「 西安 」 8 月上旬の 「 西安 」
8 月の 「 西安 」 には、咲き始めのような
初々しさや鮮やかさはありませんが、独特の味わいがあります。
水やりを怠るとすぐに枯れてしまうそうなので、
最後まで大切に育てたいと思っています。
昨夜、Y-FATI の総会が、県大で開催されました。
※ 私は時間的に都合がつかず、リモートで参加。
今年度の活動予定としては・・・、
12月に山口市にて、
大きなイベントが開催される為、
Y-FATI も協力させて頂く事になりました。
ファッションショーがメインですが、
私は展示を希望。
その分野においては、ビックリするような、(◎_◎;)
豪華なゲストの方もたくさん参加されると聞き、
Y-FATI メンバーのモチベーションもアップ!
私はひたすら・・・、
素敵な展示空間であります様に・・・、と願うばかりです。
詳細が決まり次第、このブログでもご紹介させて頂きますので、
今後共、どうぞ宜しくお願い致します。