わたしがわたくしとして編み続けていられるために|ニット作家 浅田陽子

 

前あき部分を補充するパーツは、木綿布も使用しています。

 

 

P1170312.JPG   この布はボリュームがなく、

   他の素材とのバランスが

   取れない為、

   自宅で簡単にできる、

   しわ加工を施しました。

 

 

 

 

 

※ この方法は山口県立大学に於ける、毛利臣男先生の特別実習 (2011年8月)の

 「コラボレーション美学」にて学んだことを活かしています。

 

 

① 先ず、布を水で濡らした後、限界まで捩じって、天日乾燥。

 

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② 拡げると・・・、この様なシワシワの布が出来上がります。

 

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    ③ これらを必要なカタチに縫い上げて・・・、   ④ 和紙や編地と縫合。

 

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幅 約30㎝、長さ 約150㎝の、前あき補充部分を形成していきます。

 

 

 

帰森Ⅷの作品はガウンの形状をしており、P1170217.JPG

ボディーに着せると・・・、

前が開いた状態になってしまいます。

 

これでは、展示した時に極めて不格好!

 

そこで現在、

この空いた部分を補充するパーツを

作成しています。

 

 

 

 

 

 

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この補充するパーツは、帰森作品との質感を合わせる為に、

和紙と編地で構成していますが・・・、

今回は、徳地以外の和紙も含まれています。

 

またニット部分の素材(糸)は、特殊な形状をしている為、

構造上の関係で天然素材ではありません。

(コットン89% ナイロン11%)

 

 

帰森作品の白色が映える様に、反対色の黒系統の素材を色々と集めて

これから、まとめていきます。

 

 

AH ! ― 初詣 ―

 

  遅ればせながら・・・、P1170270.JPG

  初詣に行ってきました!

 

  ここは、防府天満宮です。

 

 

 

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     平日だったので、参拝の人も少なく、

     ゆっくりとお参りさせて頂きました。

 

 

 

 

 

 

キレイに掃き清められた境内は、いつもながらの清浄な気配が漂っていましたが、

至る所にアルコール消毒液と、「密を避けましょう」の看板が設置されていて、

今年ならではの光景・・・、という印象を受けました。

 

 

好天に誘われて、天神山公園をしばし散策。

 

 

展望台へと続く散策の小径

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展望台から望む防府市内

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梅園では、どの木にも蕾がたくさん付いていて、開花が待ち遠しい限り・・・、

春を待つ枝々を透かせて、望む青空は、また一段と美しい景です。

 

 

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この年末年始は、イベント関係の書類作成に追われ、

家に引きこもり状態だったので、

久し振りに清々しい心持となれた、今年の初詣でした。

 

 

 

 

今月選んだBSシネマは、 『 レ・ミゼラブル 』 。

ミュージカルの名作が映画化された作品です。

 

※ 画像はイメージです。

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原 作  : ビクトル・ユゴー

制作国 : イギリス

制作年 : 2012年

出 演  : ヒュー・ジャックマン、 

       ラッセル・クロウ、 

       アン・ハサウェイ、 他

 

 

 

 

 

今回は、CGを駆使した迫力のある映像や、登場人物の細やかな表情、等・・・、

映画ならではの演出を楽しみました。

 

 

 

※ ミュージカル(帝劇) 1989年のプログラムより

 

P1170259.JPG  ミュージカル版 (製作:東宝)は、

  1989年と1999年、上京の折に、

  帝国劇場にて鑑賞しました。

  ジャンバルジャン役は、

  2回とも鹿賀丈史さん。

 

  チャンスがあれば、様々なキャストで、

  何度でも見たい演目です。

 

 

 

この作品の最大の魅力は、台詞の全てが、歌で表現されている所。

 

力強い、「民衆の歌」。

悲愴感漂う、「I Dreamed a Dream」、「On My Own」

滑稽で軽妙な、「宿家の主の歌」、他・・・、

 

何十年も前に、2度ばかり聴いた曲にも関わらず、

その旋律を、今でも鮮明に憶えている事が不思議。

 

再び、心を強く揺さぶられた、今月のBSシネマでした。

 

AH! ― 雪の朝 ―

 

寒い週末でした。

 

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朝起きると、雪がうっすらと積もっており、

朝日が昇ると解けてしまう・・・、

という日が数日続いています。

 

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北庭

 

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南庭

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   南西の洗面所の水道管が

   凍結してしまったり、  

   数十年ぶりに、

   しもやけができたりして、

   この冬の寒さを

   実感する日々・・・。

 

 

 

 

 

 

 

 

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    周防国分寺さん

 

 

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この春の展覧会が無事に開催できます様に・・・、と

元旦から毎朝、国分寺さんにお参りしています。

 

雪の上に足跡を付けない様に、回り道をしながら、

墨絵のような美しい景を、しばし楽しみました。

 

 

 

裾の修正が終わりました!

追加のパーツが切り開き箇所に収まり、裾が床面に綺麗に拡がりました!

 

 

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更に・・・、蔓状のパーツを加えて、地上から伸びてゆく植物の様を表現しています。

 

 

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今後は、この作品のインナー (前あき部分のみ) の制作に入っていきます。

あとひと踏ん張りです!

 

 

 

「帰森Ⅷ~宙へ~」の、裾の修正です。

切り開いた箇所を埋める3つのパーツが出来ました!

 

 

P1170186-001.JPG ここは、左裾の一部分です。

 角状のパーツの脇に、

 シンプルな鹿の子編みを

 添えました。

 

 

 

 

P1170185.JPG ここは、右裾の一部分です。

 蔓状のパーツを這わせる予定なので、

 どちらもシンプルにまとめました。

 

 

 

 

 

P1170184.JPG ここは、後ろの中央部分です。

 

 展示した時に、

 作品全体の余韻を持たせる

 需要な箇所です。

 

 

 

 

 

これ等を切り開いた箇所に埋め込むと、

美しいラインの裾が現れるハズ・・・、

 

制作していくに従って、巨大化するこの作品「帰森Ⅷ」は、

次回の展覧会の、メイン作品となります。

 

 

 

はつはるをことほぐ言葉ゆつくりと始むる母のくちびる淡し

浅田陽子

『青潮』 2014年5月号

 

 

 

  敏子の絵(千両).jpg  晩年の母の、正月の光景を

    詠んだ短歌です。

 

    母は毎年、手描きの年賀状を

    楽しそうに作成していました。

 

    淺田敏子

   《 千両と椿の蕾 》 2015年 水彩

   

 

 

 

 

 

今年は、静かなお正月になりました。

 

 

 

 

あけましておめでとうございます。

いつも、当アトリエのブログをご覧頂き、本当にありがとうございます。

 

 

 

P1170175.JPG  今年のアトリエの活動予定は・・・、

  県外でのイベントは未だ不可能と判断し、

  県内のみでの活動を予定しています。

 

  先ずは、春。

  数年前から温めてきた企画ですが・・・、

 

  GWに毎年行われる、周防国分寺さんの

  夜のライトアップ期間に於いて、

  「帰森」シリーズの集大成である、

  インスタレーションを開催させて頂く

  運びとなりました。

 

 

 

リーフレット (ご案内状) ができ次第、郵送 (お客様方へ) 又は、

このブログでご紹介させて頂きますので、どうぞ宜しくお願い致します。

 

※ コロナ禍の状況を鑑みて、中止の可能性もある為、

リーフレットはギリギリまで印刷を待つ予定です。

お届けは、4月に入ってからかと・・・。

 

 

 

 

※ 元旦、1 輪だけ咲いた北庭の紅梅!

 

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    昨年は、小さなあかりを足元に灯して、

    暗闇の中を懸命に過ごして来たような

    そんな 1 年でした。

 

 

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今年は、大きな希望を少し先に掲げて、

しっかり前を向いて、暮らしていきたいと思っています。

 

 

アトリエより ― 2020年 ―

 

2020年も終わろうとしています。

この様な1年になるとは、去年の今頃は想像もしていませんでした。

 

 

※ アトリエから見た朝日

予定していた様々なイベントが

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中止になる中、

12月の山口市での展覧会に

参加させて頂けた事は、幸運でした。

 

自粛期間を活用して、

「帰森Ⅶ~春~」を完成させ、

大作 「帰森Ⅷ~宙へ~」 に挑み、

それらを発表するイベントの企画も、

練り上げる事が出来ました。

 

 

 

 

体調が良好という訳ではありませんでしたが、

コロナ禍だったからこそ、静養ができたような気もします。

 

色々と気遣って下さった方々、応援してくれた友人達・・・、

本当にありがとうございました。来年もどうぞ宜しくお願い致します。

 

 

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