わたしがわたくしとして編み続けていられるために|ニット作家 浅田陽子

作品集の最近のブログ記事

 

こちらは、アラン模様のニットワンピースです。

袖と後ろ身頃にも、同じ柄が入っています。

 

 

 

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  手編みのワンピースは重くなりがちですが、

  この作品は、アルパカの糸を使用しているので、

  とても軽く仕上がっています。

 

  しかも・・・、手触りが良くて温かいので、

  これからの季節に重宝します。

 

  このまま着用して、タイツ&ロングブーツの

  組合せでも素敵ですし・・・、

 

 

 

 

 

幅広ベルトとパンツを合わせても、今風でお洒落 ❤

様々にアレンジできる、便利アイティムです!

 

 

 

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そう言えば、数十年前・・・、

アラン模様の衣装だけで演じられた、シェークスピア劇の記事が、

編物誌 『毛糸だま』 に掲載されていました。

 

演じられた場所は、多分、イギリスだったと記憶しています。

 

アカデミックな空間とニットとの融合は、とても斬新で美しく、

その時の感動は、私の創作活動の 「軸」 となって継続しています。

 

 

早く、安心して個展活動できる日が、訪れます様に・・・。

 

 

 

皆様からのご質問の続きです。

 

 

                             《 帰森Ⅷ~宙へ~ 》

①《帰森Ⅶ~宙へ~》.jpg

 

ご質問

作品の制作期間は

どれくらいですか?

 

 

 

お答え

こちらの作品は、

約 1 年程度かかりました。

 

但し、コロナ禍でなければ、

何年も要したか、

途中で断念していたと

思われます。

 

 

 

 

 

 

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2020年、

他の仕事や雑務が全て

キャンセルになりました。

お蔭で、制作に集中。

 

奇しくも、

世の中がカオスと化した

この年ならではの作品です。

 

様々な「 思い 」を込めて

制作に臨みました。

 

 

 

 

 

 

 

 

※参考文献 / 柳澤桂子著 『生きて死ぬ智慧』 小学館、2004年。

 

 

 

 

 

 

因みに、《 帰森Ⅷ~春~ 》 は、制作開始から完成までに、

約 6 年 ほどかかりました。(◎_◎;)

 

制作期間は、制作環境と体調とモチベーションに大きく影響されます。

 

これらの全てが整っていれば、《 帰森Ⅷ~春~ 》 は、

半年程度で完成していたと思われます。

 

 

 

 

皆様からのご質問の続きです。

 

 

ご質問

作品は、実際に着る事が出来るのですか?

 

 

                         《 帰森Ⅳ 》

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お答え

「 帰森 」 作品のいずれも、

着用は可能です。

 

《 帰森Ⅳ 》 は、2012年、

山口市徳地の夏祭りにて

開催された

ファッションショーにて、

発表を行いました。

 

 

 

 

 

 

 

 

《 帰森Ⅶ~春~》 は、2020年12月、

Xmasファッションショーでの発表を予定していましたが、

コロナ禍の影響を鑑みて、展示のみの発表となりました。

(※ モデルさんの安全確保の為)

 

 

 

《 帰森Ⅶ~春~》 [ Front Style ]            [ Back Style ]

④《帰森Ⅶ~春~》.jpg

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但し、本来は展示がメインの作品です。

 

《 帰森Ⅶ~春~》は、2020年8月、

国際的な学術会議にて発表する目的で、制作した作品でしたが・・・、

こちらも、コロナ禍で中止。(T_T)

 

2020年は、残念な事が多い年でした。

 

 

 

 

皆様からのご質問の続きです。

 

 

 

ご質問

⑤《帰森Ⅴ&Ⅵ》.jpg

他の作品と雰囲気が違いますが、

《 帰森Ⅴ・Ⅵ 》 の作品も和紙を

使用しているのですか?

 

 

 

お答え

こちらも和紙とニットのコラボ作品です。

メッシュに編んだ編地に、和紙を

織り込んで生地を作成しています。

 

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他の作品群が、生命力あふれる有機的なフォルムであるのに対して、

こちらの作品は、極めて穏やかな表現でまとめてみました。

 

例えるならば、朝の森の中。

霧がゆっくりと流れていく静謐な時間を、

シンプルなシルエットに凝縮させた作品です。

 

 

 

先日の展覧会にご来場頂いた方々より、作品に関して、いくつかご質問がありましたので、

このブログでも、お答えさせて頂きます。

 

 

 

ご質問 

 会場の作品は、

 《 帰森 Ⅲ ~  Ⅷ 》までありますが、

 Ⅰ・Ⅱ は何故、展示されていないのですか?

 また、どのような作品ですか?

《 帰森Ⅰ・Ⅱ 》 レディース&メンズ

 

T&J+ロゴ_A5.jpg

 

お答え

 《 帰森Ⅰ・Ⅱ 》 は、いわゆる

 《 帰森 Ⅲ 》 の習作であり、

 作品の完成度が少々低いので、

 展示を見合わせました。

 Works ページに於いて F.S や、

 別の展覧会の画像として

 公開しています。

 宜しければ、そちらをご覧下さい。

 

 

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《 帰森Ⅰ・Ⅱ 》で、和紙とニットとの融合を試行し、

その後、完成させた作品が 《 帰森Ⅲ 》 です。

 

樹齢数百年の巨樹から着想を得て、デザインしました。

地底から湧き上がる様な力強さと、巨樹の持つ静けさを表現しています。

 

《 帰森Ⅲ 》

 

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IMG_0019.jpg

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

この作品は、国際服飾学術会議 in 台湾 「Art‐To‐Wear」 にて発表させて頂きました。

場所 : 国立科学工芸博物館(台湾 高雄市)  日程 : 2012年8月22日~23日

 

 

 

こちらも、余り糸を利用して制作した、母のカーディガンで、

花火の残像をイメージしてデザインしています。

 

 

 

P1150134.JPGP1150140-001.JPGFront

 

 

 

 

 

 

 

 

P1150148.JPGP1150151.JPGBack

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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メインの作品は、

黒ゆき子先生の「セーター塾」に提出しました。→

 

―お題 「花火 」― 

作品タイトル 「 夢のあとに・・・ 」 

 

   「毛糸だま」 (日本ヴォーグ社)

    1994年8月号掲載作品より 

     

 

  

 

 

 

 

 

母のカーディガンも、セーター塾に提出したセーターも、

どちらも、気の遠くなるような割り出し計算を行いつつ、制作したものです。

 

体力、気力ともに充実していた頃の作品です。

 

 

明日から11月という今日、やっと家族の衣替えが完了しました!

 

こちらは、母のお気に入りのパープルジャケットです。

残り糸を使用して、1992年に制作しました。

 

 

 

 

P1150120.JPG   紫とエメラルドグリーンが好きな

   母の為に、極細の毛糸を

   二本どり、三本どりして、

   好みの色彩や質感を

   表現しています。

 

   補色の黄色を

   アクセントカラーとして

   ほんの少量、使用しています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

P1150128.JPG    編地は、防寒性を高めるために、

    かなり凹凸が出るよう工夫しました。

 

    結構、ボリューム感があります。

 

 

 

P1150132.JPG

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 編み方向を、自由自在に変えられることが

 オモシロくてたまらなかった頃の作品です。

 

 

作品集 ― 習作ⅱ ―

 

こちらは家族の為に制作した、メンズの習作です。

 

 

 

P1140601.JPG LLサイズなので、

 使用した糸の量も結構スゴイです。

 (◎_◎;)

 

 昔は・・・、

 コンクールなどで賞を頂くと、

 その賞品として、色々な糸を、

 頂いていたので、助かりました。

 

 

 

 

 

P1140591.JPG こちらは、パッチワーク編み、という

 専門級で学ぶ高度な編み方を応用した

 ジャケットです。

 

 あじろをイメージして、

 デザインしてみました。

 

 

 

P1140595.JPG こちらは、刺繡の技法を取り入れ、

 チェック柄になるよう、デザインしました。

 

 この技法は、簡単でしかも、

 見栄え良く仕上がるので、

 生徒さんから好評です!

 

 

 

 

修業時代にはこの他に・・・、

アーガイル模様、縄編みなどのオーソドックスなデザインに、

独特の色彩と配置と技法を用いて、オリジナリティーを加え、

約五十点くらいのメンズ作品を制作した記録があります。

 

 

今思えば、制作に必要な十分な時間と環境と、それから資金?

家族の理解があったからこそ、乗り越えられた時期だと思っています。

 

 

本当にありがたい事です。m(__)m

 

 

作品集 ― 習作ⅰ ―

 

良いお天気の日が続いています。

そこで今日は、衣替えを行う事にしました。

 

 

 

P1140565.JPG    こちらは、母の為に制作した

    オリジナルのニット作品です。

 

    昔昔・・・、まだ修行中の頃の作品。

    (平成3年制作)

    

 

 

 

 

 

 

綺麗な段染めの外国糸(フィンランド製)を入手したので、

効果的な編み方を模索して制作した記憶があります。

 

 

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こちらは、編み込みの練習として制作した作品。

クレマチス(鉄線)が好きな母の為に、デザインしました。

(平成2年制作)

 

 

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ニット作家としてデビューするまでに、15年間の修行時代があります。

機械編みと合わせると、多分、200枚以上の作品は編んでいるハズ。

※ セーター、ジャケット、ベスト、ワンピース、スカート、バッグ、ベアー、ets・・・

 

その頃、モニターとして協力してくれたのは、もっぱら家族や友人達でした。

 

試作にも関わらず、喜んで着てくれたおかげで、

頑張って編物を続けて来れた気がします。感謝!

 

つづく

 

 

 

こちらは、むかしむかし制作した編みぐるみで、

様々な編地を用いて仕上げた、サンプルベアーです。

 

 

 

 

P1130520.JPG これまでは、私の車の後部座席に乗せて、

 小さな子供たちのおもちゃとして

 活躍してしてくれていたのですが、

 

 今年の夏は、私が

 2つのパーティーの司会をした時の、

 癒しグッズとして、タイヘン重宝しました。

 

 ニット展で販売している Xmasベアーは

 きっちりと中に綿を入れますが、

 このベアーは、柔らかく仕上げています。

 

 

 

 

 

その柔らかさが良かったのか?

抱いた時のホワッとした感触が、エエ感じ~・・・と大人からも好評!

 

パーティーでは、たくさんの方々から、抱いて?頂きました。

 

 

 

可愛がっていただき、ありがとうございました!

アトリエオリジナルの「Xmasベアー」も宜しくお願いします!

 

 

 

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