わたしがわたくしとして編み続けていられるために|ニット作家 浅田陽子

制作の記録の最近のブログ記事

 

こちらは、現在、編み貯めている「帰森Ⅶ」のパーツです。

今回の制作は、遅々として進んでいませんが、

それでもパーツは、結構、貯まってきました。

 

 

 

P1150302.JPGこの紐状の編地をもう少し編んだ後、

更に、それぞれに手を加え、

個々のパーツを完成させ・・・、

 

その後、和紙と絡めた編地を

作っていきます。(予定)

 

 

 

 

 

 

わたし自身でも初めての試みの為、本当に仕上がるか否か・・・

何とも言えませんが、とりあえず、日々頑張っています。(T_T)

 

 

「あさださ~ん、作品の方は進んでいますか~?」

・・・というお問合せがありましたので、とりあえず、現状報告まで。

 

つづく

 

 

 

こちらは、現在制作中の作品、P1140676.JPG

「帰森Ⅶ」のシルエット(原型)です。

 

この原型(Aライン)に作品のイメージを凝縮させ、

全体のバランス、柄の配置などを考えた後、

実際に編む「編み製図」を作ります。

 

 

 

 

 

 

 

 

  P1140667.JPGこのシルエット作りに用いた布は、

  編み製図を作ってしまった後、処分する為、

  「シーチング」という

  最も安価な綿素材を使用しています。

 

  洋裁では、普通に行われる工程ですが、

  編み物の制作で、この作業をすることは稀。

  しかし、仕上がった時の完成度は、

  行わない時と比べて、格段の差が生じます。

 

  ※ 具体的な例としては・・・、

  ・360度どこから見ても、柄がつながっている点。

  ・作品全体のバランスが良くなる点。

  ・作品の表現として、無駄な箇所を省ける点、等・・・。

 

 

 

 

 

 

このシルエットを見ながら、作品の完成形をあれこれと思い描き、

膨大な数のパーツを編み貯めていきます。(ワクワク・・・。)

 

つづく

 

制作の記録 ― 糸追加 ―

 

現在、仕事の合間に、自身のライフワークである

「帰森」シリーズの7作目の制作を行っています。

 

 

 

 

P1140911.JPG  今回の作品「帰森 Ⅶ」は、

  命溢れる初夏の森がテーマ。

 

  躍動感のあるモチーフを

  多量に編まなければいけません。

 

  そこで今日は、

  糸の追加を、お願いしました。

  

 

  

 

 

 

このスーピマコットンは、

使用する棒針が2号という極めて細い糸の為、制作は遅々として進みませんが、

 " エネルギーの塊 " の様な作品に仕上がるよう、日々頑張っています。ふぅ~・・・(*_*)

 

 

 

 

尚、「帰森Ⅶ」の「制作の記録」は、作品として完全に仕上がり、

さらに公的な場所(個展or展覧会)にて発表の後、ご紹介させて頂きます。

 

かなり遅くなりますがご了承下さい。m(__)m

 

 

作品「帰森Ⅶ」で使用する糸素材が決りました。

 

 

 

P1140475.JPG  「帰森Ⅰ」から使用してきた

  オーガニックコットンの他に・・・、

 

  「帰森Ⅳ・Ⅴ・Ⅵ」でも用いた

  スラブヤーン、

 

  また新たに、スーピマコットンを

  準備しました。

 

 

 

 

 

 

     ■ 今回のスラブヤーンは・・・

      麻と綿を、約7:3の割合で撚り合わせたもので、

      編地にすると独特の凹凸が表現できます。

      麻はグレー系とベージュ系に淡く染色されたもの、

      綿は生成りを使用し、白い作品に深みを与えます。

 

 

     ■ スーピマコットンとは・・・、

      米国綿で最高級とされるピマコットンの中でもさらにグレードの高い

      高級ピマ(Superior pima)の略語です。

      超長繊維のコットンの為、強い撚りをかけることが可能で、

      絹のような光沢が表現できます。

 

 

     以上、異なる質感の糸を単独で、また異種を撚り合わせながら、

     徳地手漉き和紙との融合を図り、作品に仕上げていきます。

     ワクワク、ドキドキ・・・。

 

 

 

以前お願いした、徳地手漉き和紙(十文字漉き揉み和紙)を頂きに、

千々松さんの工房へ行ってきました。

 

これだけあれば、しばらくの間は、

安心して制作に取り組めます! 感謝!

 

 

P1140451.JPG  十文字漉きの和紙を

  使用するのは始めてです。

  ( ワクワク )

 

  触ってみて、改めて

  その丈夫さを実感!

  ( これはスゴイぞっ!)

 

 

 

 

 

 

 

今後は、頭の中でイメージしているカタチを、具体的に表現していく作業に入ります。

 

 

尚、「帰森Ⅶ」の「制作の記録」は、作品として完全に仕上がり、

さらに公的な場所(個展or展覧会)にて発表の後、ご紹介させて頂きますね。

 

かなり遅くなりますがご了承下さい。m(__)m

 

 

 

「帰森Ⅰ.Ⅱ.Ⅲ.Ⅳ」で使用してきた和紙は、和紙 ナチュラル.JPG

徳地手すき和紙の揉み和紙でした。(右写真)

 

 

     今回の「帰森Ⅶ」では、

     和紙に強度が必要な為、

     はじめて「十文字漉き」の和紙を

     お願いしてみました。

 

 

 

 

 

「十文字漉き」とは・・・、

 

簀桁  (和紙を漉く時に用いる木枠のようなもの)  を

縦横に動かして漉く方法で、繊維が十文字に絡み合って

強度と、独特の風合いが出る、と言われています。

 

 

 

今回は、この十文字漉きの和紙に 「揉み」 の工程をプラスして頂きます。

出来上がりは4月頃という事でした。

どのような和紙が出来上がるのか・・・?

今からとても楽しみにしています。

 

 

 

 

 

現在 「帰森Ⅶ」 を手掛けていますが、このシリーズで使用している素材は、

和紙の楮(コウゾ)、三椏(ミツマタ)、編み糸の木綿や麻など・・・、

全て植物繊維を使用しています。

 

 

 

※「帰森Ⅲ」の制作画像より

 

P1040722-1.JPG  この編み糸の中で最もこだわっているのが

  オーガニックコットンです。

 

  今回使用している

  オーガニックコットンは・・・、

  

 

 

 

 

 

 

 

 

   ・ 3年間農薬や化学肥料を使用していない農地で無農薬有機栽培された綿である。

   ・ 収穫時に不必要な葉は枯葉剤で強制的に落とすが、オーガニックコットンの場合

     自然に落ちるのを待って収穫している。

   ・ 収穫後もできる限り化学的な処理をせず製品化している。

 

 (製造販売 ハマナカ株式会社より)

 

 

 

 

「帰森」シリーズでは、これらを用いて

自然回帰やナチュラルな生き方を提案しています。

 

 

現在、新作のイメージを絞っています。P1140265.JPG

 

こちらは、先日訪れた防府天満宮にある

「春風楼」、通称、通夜堂(つうやどう)。

 

 

 

 

 

 

 

このお堂の壁面に、以前からずっと気になっていた、

「鏝絵」と呼ばれる漆喰のレリーフが掲げられています。

 

 

 

P1140260.JPG

  

 

 

 

 

スゴイ迫力・・・!

 

 

これから着手する「帰森Ⅶ」では、この躍動感のある力強い世界を、

森の生命力と重ね合わせて、表現したいと思っています。

 

 

 

今年の夏は酷暑で、モアモアの毛糸を扱う気にはなれず、

主に植物素材の糸(木綿や麻)を用いて制作して来ました。

 

 

 

 

 

P1130573.JPG    最近は、ようやく涼しくなったので、

    今日から手掛ける作品は、

    こんなカンジの毛糸を使います。

 

 

 

 

 

 

    

P1130577.JPG

 

 

 

 

 

 

以前、旅先で購入した糸で、手紬ぎの様ですが、手紬ぎではないそうです。

何となく不思議な色調で、質感も不思議なところが気に入りました。

 

 

糸は、極細の箇所あり、極太の箇所あり・・・と、

なかなか手ごわい?素材です。 

 

この不思議さが生かせるような作品に、仕上げたいと思います!

 

 

    

 

「Freedom」 のMen's 作品がやっと、完成しました!

 

 

 

P1120292.JPGこの作品は、先ず最初に

ファッションショーでのお披露目を考えているので、

作品全体の画像は掲載できませんが、

こんなカンジに仕上がっています。

 

胸のところでクロスする縄編みは、

船のロープをイメージしています。

 

何となく、ファッションショーとしては地味かなぁ~

と思い、以前作成した柳井縞のネックオブジェを 

合わせてみたら・・・、

 

 

 

 

 

 

P1120288.JPG     ・・・・・・・・。

     インパクトは強くなったのですが、

     ワイドパンツとの相性がイマイチかなぁ~。

     

     今回のショーで使用する

     ペアのマリンルックは、

     ワイドパンツが主役なので、

     このネックオブジェを

     ファッションショーで使用するか否かは、

     現在、検討中です。

 

 

 

 

 

 

 

 

以上でとりあえず、ファッションショーで発表する

メンズ&レディスの全ての作品 (ワイドパンツ2枚+サマーセーター2枚) が仕上がりました。

これらからは、モデルさんが着用した時にさらに美しく見えるよう、色々と手を加えていきます。

 

 

 

「柳井縞+ニットパンツ」と「Freedom」は、

ねんりんピックファッションショーで発表します。

宜しかったら、どうぞおいでませ!

 

 

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 ねんりんピックおいでませ! 山口 2015ファッションショー

               日程 : H27年10月18日(日)14:00開演

               場所 : 山口きらら博記念公園多目的ドーム(特設ステージ)

               主催 : 厚生労働省  山口県 (一財)長寿社会開発センター 

                    ねんりんピックおいでませ!山口2015実行委員会

 

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