わたしがわたくしとして編み続けていられるために|ニット作家 浅田陽子

制作の記録 ― 帰森Ⅷ(形成ⅳ)―

 

身頃の和紙部分のしわ加工は、渦の中心に向かって、「 うねる様な形状 」  だったのに対し、

裾部分のしわは、所々で 「 突き出た様な形状 」  を作っています。

 

 

 

 

P1160787.JPG   これは、突起状の無数のパーツを

   違和感なく点在させる為であり、

   「 帰森Ⅶ 」 で主に用いた技法です。

 

 

 

P1160806.JPG

 

 

 

 

 

※ 「帰森シリーズ」では、全ての作品を展示した時、

  それぞれの作品が共鳴し合う様に、

  共通の技法を部分的に取り入れて制作しています。

 

 

 

 

P1160783.JPG

 

 

 

P1160809.JPG

 

 

 

この突起状のパーツで占めた部分 ( 床面に拡がる裾部分 ) の各パーツは、

全て上向きで、天( 宙 )に向かって伸びようとしています。

 

見頃と裾の表情を変える事により、作品に自然界の力強さと

四次元的な奥行きを持たせます。

 

 

これから全てのパーツを縫合しながら、

前立てや袖口のパーツを編んでいきます。 あとひと踏ん張りです!

 

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