わたしがわたくしとして編み続けていられるために|ニット作家 浅田陽子

2015年6月アーカイブ

AH ! ― 夏の海 ―

 

ニットパンツの制作で使う「柳井縞」を入手する為、

山口県柳井市へ行って来ました。 

しかも今日は・・・、with  おばあちゃん (母)!

 

 

 

 

 

P1110869.JPG   ここは国道188号線、光市室積です。 

   ここから延々と続く、海岸通りに入ると、

   二人のテンションは一気に上がります。

 

 

(きゃ~!キレイ・・・)

 

P1110870.JPG

 

 

 

 

 

P1110871.JPG

   せっかくのなので、ちょっと休憩 (お茶タイム)。

 

      遠くに見えるのが、室積海岸です。

      おばあちゃんが学生時代を過ごした

      懐かしい場所だそうで、ひとしきり、

      その頃の話をしていました。 フムフム・・・。

 

 

 

 

 

 

つづく

AH ! ― 白壁のまち ―

 

ここは白壁通りです。

柳井縞を扱っておられる店は、この素敵な通りの一角にあります。

 

 

 

 

 

P1110879.JPG   いつも、織地を頂くお店は、

   「からり」 さんと言いますが、

   今日はそのすぐ近くの

   「やない西蔵」というスペースで、

   織地を見せて頂き、二種類を購入!

 

   心のこもった柳井縞を

   ありがとうございました。

   大切に使わせて頂きます。

   

   

 

 

 

 

 

 

 

 ※ 「やない西蔵」 さんとは・・・、

   

大正時代末期に醤油蔵として建設された木造瓦葺平屋建、白壁土蔵造りの建物です。

1980年頃までは西蔵という愛称で親しまれ、使用されていました。

貴重な歴史的文化遺産として保存活用していくため、

当時の外観、中の柱や骨組みをそのまま残し、

体験工房、ギャラリー等の機能を備えた「やない西蔵」として生まれ変わりました。

( 柳井市観光協会HPより)

 

 

 

この「西蔵」だけではなく、

それぞれの家々が大切に守ってきたからこそ在る、

現在の「白壁のまち並み」です。

 

 

 

P1110876.JPG

 

 

 

 

 

 

静かな町で静かに流れてゆく時間を、おばあちゃんと一緒に楽しみました。

今日、お世話になった方々へ、心から感謝いたします。

 

 

 

 

制作の記録― 柳井縞 ―

 

 今日頂いたのは、この二種類の柳井縞です。

 

 

 

P1110903.JPG    柳井縞特有の深い紺色を基調とし、

    細い縞の中に、

    霜降り(?)状に、配色が織り込まれた、

    伝統的な柄で、

    今、使用している大柄の織地ような

    ダイナミックさはありませんが、

    静かで美しい縞模様です。

 

 

    一段、一段手間暇かけて織られた逸品!

    大切使わせて頂きます。  

 

 

 

 

 

 

一時は途絶えていた幻の織物、柳井縞を復活させ、継承してこられた方々の思いを

私が出来うる限りの方法で、多くの方々へお伝え出来れば・・・、と思っています。

 

 

 

 

 現在・・・、10月に行われる、

 「ねんりんピック おいでませ!山口 2015 ファッションショー 」 に

 浅田作品のモデルとして参加して下さる方、2名を募集しています。

 

 

 

 

 

P1060579.JPGモデルさんへの希望条件としては・・・、

 

・ 山口市、またはその近辺にお住まいの方

・ 身長170 ㎝以上180㎝以下の方

・ 男女は問いません

・ 年齢は50歳~70歳くらい

・ ファッションに興味のある方

 

 

 

 

 

 

          このイベントの概要は、下記のとおりです。

 

               名称 : ねんりんピックおいでませ!山口 2015ファッションショー

               日程 : H27年10月18日(日)14:00開演

               場所 : 山口きらら博記念公園多目的ドーム(特設ステージ)

               主催 : 厚生労働省  山口県 (一財)長寿社会開発センター 

                    ねんりんピックおいでませ!山口2015実行委員会

 

 

 

P1060577.JPG

 

 

 

          興味のある方は、

          このHPの 「お問い合わせ」 から淺田へアクセスしてみて下さい。

          詳細をお知らせいたします。

 

               募集の締切は、H27年7月7日(火) 

               但し、定員に達した時点で、終了とさせていただきます。

     

 

ニットパンツの2枚目は、ガーター編み、縄編み部分が

1枚目と真逆になっています。

 

 

 

 

P1110868.JPG   【縄編み】

     1枚目 紺色 → 2枚目  灰色

 

 

   【ガーター編み】

     1枚目 灰色地に紺色の縞 →

           2枚目 紺色地に灰色の縞

 

 

 

 

 

 

 

 

但し、脇のデザインがかなり異なるので、全く印象の違うパンツに仕上がる予定です。

上衣とのバランスや、モデルさんの印象等も考慮して、少しづつ形にしていきます。

 

 

また出来上がり次第、このブログにてご報告いたします。

 

 

 

断崖を見下ろすやうな貌をせり母はズボンに足入れる時

浅田 陽子

『青潮』 (2006年3月号)より

 

 

 

 

P1110858.JPG       「父」や「母」と言った歌材は

       とても便利です。

 

       少々茶化して詠んでも

       許してもらえるので、安心して

       誇張したり、作り話をしたりして

       楽しんでいます。

 

       この歌の母は、9年前の母。 

 

 

 

 

 

 

 

この頃よく、「老いた姿を悲惨に詠んだら、化けて出てやるから~」と、

言っていました。 (クワバラ、クワバラ・・・)

 

化けられても困るので、

私の介護短歌は、「コミカル」をモットーにしています。

介護の秘訣は、笑いが一番!という事ですから・・・。  

 

 

つづく

 

眉やまが綺麗に描けぬといふ母の毛玉だらけの靴下脱がす

浅田 陽子

『青潮』 (2014年5月号)より

 

 

 

 

P1110863.JPG     これは近年の母の姿です。

     老いても、をみな(女)は、をみな・・・。

 

 

 

     母は外出する際、今でも

     自分でメイクをしていますし、

     服装もあれやこれやと注文が多くて、

     準備する方(私)は、結構タイヘンです。

 

    

 

     

 

 

 

 

 

この籐の椅子は母専用の椅子で、

わが家では、「女王様の椅子」と呼んでいます。

 

 

この椅子に座って、様々なサービスを受けた後、最後に必ず、

「タイヘンよくできました。ありがとう・・・」とのお言葉を述べられます。

 

 

まさに母は、わが家の女王様です。

 

 

AH ! ― ハーモニカ ―

 

突然、ウチのおばあちゃんが、「ハーモニカを吹きたい!」 と

言い出したので、急きょ、市内の楽器店へ・・・。

 

 

 

 

P1110849.JPGここは、防府市駅前にある多目的スペースの

「ルルサスほうふ」 です。

この中に、お目当ての楽器屋さんがあります。

 

 

夕方、突然の雨!

開放的な中庭へは、雨も容赦なく降ってきます。

 

 

     P1110851.JPG

     

    

 

 

 

 

今日、購入したのはこちらのハーモニカで、小学校低学年用。

極めてシンプルな作りですが、ほのぼのと懐かしい音がします。

 

 

 

じゃ~ん!

 

P1110856.JPG

 

 

 

 

 

 

おばあちゃんは、しきりに、「はとぽっぽ~・・・♪」 を繰り返し吹いて、楽しんでいるご様子。

私もハミングで合わせながら、夕飯の支度をしました。

 

 

今日の穏やかな一日に、感謝します。

 

 

AH ! ― 庭の植物 ―

 

今年も、初夏の花が咲き揃いました。

 

 

 

 

P1110842.JPG    こちらは、南庭の 「半夏生」 です。

   真っ白い部分は葉で、

   花は、クルンと曲った紐状のところ。

 

   この形状が、トカゲのしっぽの様なので、

   洋名は 「Saururus(ソーララス)」。

 

   ギリシャ語の 「sauros(トカゲ) + oura(尾)」が

   語源だそうです。

 

 

 

 

 

 

 

 

P1110844.JPG   こちらは、畑の 「アガパンサス」 です。

   こちらも語源は、ギリシャ語。

 


    「agapa(愛らしい) + anthos(花)」の

    組み合わせことば。
 

    南アフリカ原産なので、

    「アフリカンリリー」の別名もあるそうです。

 

    

 

 

 

 

 

 

最近、ハードスケジュールの為、編み疲れたら、

この様に庭に出て季節の花を愛でたり、草を抜いたりして

心と体をほぐしています。 

 

 

自然に囲まれている環境と、自然の恵みに心から感謝しました。

 

 

AH ! ― 復活! ―

 

数か月前に、枝葉をバッサリと伐られてしまったクスノキです。

モウ枯れてしまうのでは?と、案じていましたが、ナント・・・

 

 

 

 

 

P1110838.JPG     復活!!!    

     太い枝の先の方から、若葉が芽吹いてきました!

     しかも黄緑色ではなく、赤色?

 

 

 

P1110837.JPG

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

クスノキの赤い若葉なんて、見慣れないので不気味なカンジですが、

とりあえず枯れなくて良かったです。  ホッ・・・。

 

 

 

この自然の生命力にあやかろうと、しばし、

ウチのおばあちゃんと一緒に、この復活の樹を見上げていました。

 

AH ! ― 夏の設え ―

 

昨日、今日と良いお天気だったので、

アトリエの応接間の敷物を、夏用に敷き替える事にしました。

 

 

 

 

 

           before

P1110821.JPG先ずは、絨毯に風を通してから掃除機をかけます。

この絨毯は、45年くらい前に購入したそうです。 

 

 

        

 

           結構、いい色合いなので、

           子供の頃から気に入っています。

           (秋までお休みください・・・。)

 

P1110827.JPG

 

 

 

 

 

 

after

P1110829.JPG

 

 

 

絨毯と籐の敷物・・・、どちらもおつきあいで購入したそうですが、

わが家にしっとりと馴染み、それぞれの季節を快適に過ごさせてくれています。

 

経年、使い続ける事によって愛着が増してきたモノのひとつです。

 

ヒンヤリとした籐の上に座って、しばし・・・、

南北に吹き抜けていく6月の風を楽しみました。

 

 

AH ! ― マリモ? ―

 

今日は、ウチのアトリエに嬉しい頂きものがありました!

 

 

 

 

P1110814.JPG様々な色の、薔薇やカーネーションで

半球状に飾り付けられた、花かごです。

 

 

 

 

その中で、

見慣れないモノが・・・、

 

    P1110818.JPG

 

 

   

 

この青栗のイガみたいなのは何かなぁ~・・・、と調べてみると、

「テマリソウ (手鞠草)」 という名前で解説されていて、一応、「花」でした。

 

 

カーネーションの仲間なので、フラワーアレンジメントのページでは、

「カーネーション(マリモ)」 と表記されているモノもありました。

 

( このマリモ、触ると、モシャモシャしていてカワイイ・・・。)

 

 

P1110815-001.JPG

 

 

 

 

 

梅雨のこの時期、美しい花々で心が癒されました。

いつもお心遣い下さり、ありがとうございます。 大切にいたします!

 

 

 

 

 

ニットパンツ・・・、かなり形になってきました。

 

 

 

P1110805.JPG脇の柳井縞の部分に鹿の子編みの装飾を施し、

「織り」と「編み」の調和を図っています。

 

 

 

 

P1110810.JPG

 

 

 

 

 

これからは、左右それぞれの脚を股の位置でとじ合わせ、

ウエスト部分にゴムを入れたら出来上がり!

 

ウエスト部分は、モデルさんが決まってから、

その方(かた)のサイズに合わせて仕上げていきます。

 

 

予定よりも1ヶ月近く遅れているので、他の仕事は後回しにして、

巻き返しを図っていきます! 間に合うかなぁ~ ドキドキ・・・。

 

 

午後から少し時間が取れたので、

以前より気になっていた映画を見に行くことにしました。

 

 

 

P1110797.JPG     ここは山口市にある

     山口情報芸術センターです。

 

 

 

P1110792.JPG

 

 

 

 

 

ここでは、山口でなかなか見ることが出来ない上質な作品がセレクトされていて、

映画好きの人達にはたまらない場所の様です。

 

 

 

今日の映画は・・・『神々のたそがれ』

 

 

P1110803.JPG

 

 

監督 : アレクセイ・ゲルマン

原作 : ストルガツキー兄弟

2013年 ロシア 

 

 

なかなかヘビーな作品!

 

匂いまで漂ってきそうなくらいの、醜悪な場面の連続。 見る側は、

拷問のような177分間を、耐えに耐えて・・・というカンジ。

 

 

うまく説明できませんが、画面が持つ空気感は、 『ブリューゲルの動く絵』 に近く、

絵画で言うなら、鴨井玲の作品が頭を過ったり・・・等、 とにかく、

さわやかでハッピーな作品ではありません。

 

しかし、深く深く心体に刻みこまれた映画でした。

 

 

 

 

YACMシネマでは、今日が最後の上映となりましたが、今後は九州等でも見られるようです。

この種の映画がお好きな方は、是非是非、どうぞ・・・!

 

 

 

7月に行われるファッションイベントのミーティングに参加する為、

今日は、午後から大学へ行って来ました。

 

 

 

P1110789.JPG    ここは、大学院 院棟の入口です。

 

    青々と茂った樹木が、

    涼やかな空間を作り出していました。

 

 

   

    あの頃の仲間は元気かなぁ~・・・などと、

    学生時代の色々な出来事を思い出しつつ、

    しばし、初夏のキャンパスを楽しみました。

 

 

 

 

 

 

 

 

ミーティングでは、今回のビッグイベントに臨む若い学生さんたちの

真っ直ぐでピュアなまなざしがとても清々しく、バアバ(アサダ)は感動・・・、

 

是非、成功して頂きたい!と思いました。

 

 

イベントの情報は詳細が決まり次第、このブログでお知らせいたします。

ご協力、どうぞよろしくお願い致します。

 

AH ! ― 梅雨 ―

 

最近、色々と忙しくしていたので、

北庭の梅の実を取りそこなってしまい、こんな事に・・・!

 

 

 

 

P1110784.JPG  北庭の梅の木の中でも、

  この木は実が大きくて、

  果肉がたくさんあり、

  梅酒や梅ジャムには最適だったのですが・・・、

 

 

  もったいない事をしました。

 

P1110785.JPG

 

 

 

 

 

今日は、朝から雨が降り続いています。

 

「梅雨」 の 「つゆ」 は 「露」 からきている・・・という説もあるそうです。

 

 

梅の実から滴り落ちる六月の雨を眺めつつ、

「梅雨」という言葉が生まれた頃の、いにしえの人々の暮らしをを想いました。

 

 

明日、6月7日(日)に開催される 「防府北基地航空祭」 では、

ブルーインパルスのアクロバット飛行が予定されています。

 

今日は前日のリハーサルでしょうか・・・? 

ウチのアトリエからも飛行訓練を見ることが出来ました。 (キャー、スゴーイ!)

 

 

 

 

(左写真) 先ず一機が現れて・・・、雲の中へ突入! 

(右写真) 出てきた!と思ったら急上昇!

 

 

P1110773.JPGP1110774.JPG

 

 

 

 

次に三機が登場!・・・ スゴイ爆音を残して、あっという間に消えてしまいました。

これはモウ凄すぎて、仕事どころではありません。

 

 

P1110777.JPGP1110778.JPG

 

P1110781-001.JPGP1110780.JPG

 

 

 

 

 

青空に、突如、現れては消えてゆく・・・、

ブルーインパルスのショーを、しばし楽しみました。

 

明日も良いお天気だといいのですが・・・。

 

 

今日は、所用で山口市へ行って来ました。P1110769.JPG

諸々の用事を済ませた後、せっかくなので、

山口県立美術館へ行ってみることに・・・。

 

 

美術館前のパークロードもご覧のように緑一色!

 

 

P1110770.JPG

 

 

 

 

森の中にいるような、しっとりとした空気感が実に心地よく、

建物までの道をゆっくりと歩きました。

 

 

つづく

 

 

AH ! ― 写真力 ―

 

現在、開催中の企画展は、「篠山紀信展 写真力」です。

 

有名な写真家による、有名な被写体の写真展とあって、

ロビーはいつもの10倍くらい?の来場者たちで賑わっていました。

 

 

 

P1110772.JPG   先ず驚いたのが作品の大きさです。

 

   天井に届きそうな位、

   大きく大きく引き伸ばされた写真が、

   ボン!ボン!ボン!・・・と会場に

   展示されていて、まさに圧巻!というカンジ。

 

   これはモウ、写真展というよりは、

   写真の技法を用いた

   現代アートの様なだなぁ~

   などと思いつつ、会場を巡りました。

 

 

 

 

 

 

それとは対照的なのが、コレクション展 「〈戦後〉の写真」 (展示室A)

 

ここでは、林忠彦や福島菊次郎、常盤とよ子・・・といった実力派の写真作家達が、

混沌とした戦後の一コマを静かに、しかも鋭く切り取った作品が展示されていて、

狭い展示室ながらも、質の高い空間が拡がっていました。

 

 

 

企画展とコレクション展の 「写真力」 ・・・、見比べてみるのも楽しいですよ。

 

 

 

柳井縞×ニットパンツ ⅳ の経過報告です。P1110764-001.JPG

 

     

 

時間の空きを利用しての制作ですが、

やっと形成に入ってきました! 

 

 

    

     

 

P1110766.JPG   一番ムツカシイところはここのパーツ。

   ニットと柳井縞の縫合部分です。

 

   今後は、縫合部分を安定させるために

   抑えミシンをかけ、柳井縞の部分に

   鹿の子編みの装飾を

   とじ付ける予定です。

 

 

 

 

 

 

 

今回の作品は・・・、

「派手な色の服はちょっと苦手」 という方(かた)へ、

シックな色彩で、遊び心のある若々しいデザインを提案しています。

 

 

 

この作品は出来上がり次第、またご報告いたしますので、

宜しかったら引き続き、このブログをご覧ください。