わたしがわたくしとして編み続けていられるために|ニット作家 浅田陽子

2010年12月アーカイブ

AH ! ― ご褒美! ―

 

数年前からですが・・・

1年間、家事を頑張った褒美として、家族から「おせち箱」をもらいます。

 

 

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近くの料亭のおせちで、京都風のやさしい味付けがとてもうれしい・・・

一品一品、手間暇かけてつくられたものばかりです。

 

お陰様で、年末は掃除だけに専念できるので、

とても しあわせます。(助かります。)

 

大切にいただきます。感謝!

 

 

 

ある角度保てるままに雪の降る今宵わたしに友ひとり増ゆ           浅田 陽子

 

 

 

 

P1020267.JPG   昨日の夕方から夜に掛けて、

   防府では珍しく、雪がふりました。

   

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この短歌は、静かに降る雪を見て・・・

2009年頃の作品です。

 

派手な歌ではありませんが、自分でも好きな作品の一つです。

 

 

★TankaTankaとは・・・

 

 

 

固く目を閉ぢてシャンプー始むれば吾の背びれを蒼き手が撫づ        浅田 陽子

 

 

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背びれがあったり、黒き舌を持っていたり・・・ 作品中の吾とは一体、ナニモノ? 

 

 

 

 

2000年頃に、所属する短歌結社に発表した作品、

「蒼き手」の連作の中の一首です。

  

 

TankaTanka 「曖昧」 vol.41

 

君とわれ相動かねば曖昧になりてゆくなり触れゐることの           浅田 陽子

 

 

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イメージ画像 撮影協力 「空間茶天」 

 

 

AH ! ― 踊りうさぎ ―

 

家族の年賀状制作のアルバイトで、干支のうさぎを北庭にて撮影・・・

 

 

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     おばあちゃんが随分前に、

     パッチワーク教室で作ってくれた

     「踊りうさぎ」が役に立ちます。

 

 

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踊っている割には、

ちゃんと置石の上に収まってくれて、助かりました。

 

 

 

「はようせんと、25日までに間に合わ~ん!」・・・

との声を聞き流しながら、制作していきます。 

 

AH ! ― 大杉 ―

 

来年に備えて、大樹よりエネルギーを頂くjことに・・・

 

 

 

ここは山口県萩市の吉部八幡宮です。

 

P1020242.JPG    樹齢800年ともいわれているスギの樹が3本、

     

       静かな鎮守の杜に

       厳かな空間を作り出しています。  

 

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幹に刻まれた模様は、南側と北側でそれぞれに異なり、自然の神秘を感じます。

 

 

 

P1020237.JPG 北側の幹には、様々な苔類が・・・

 

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雨に濡れた緑が一層美しいです。

 

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今日は、現実がふと曖昧になるほどの霧深い一日でしたが、

この大杉に出会えた事は、決して忘れられないでしょう。

 

有難うございました。 

 

 

マフラーの本体と、ふちに付けるシルクの ポチ(玉編み)が

編み上がりました。

 

 

 

P1020218.JPG この玉編みが結構、手間がかかります。

 

    今回のニット展では、

    この編み方をご質問される方が多く、

    ミニ講習会!みたいになったことも・・・

 

    おかげ様で、色々な方々とお話が出来て、

    楽しかったです。

 

 

 

 

 

 

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一枚のマフラーにポチ(玉編み)が31個。

ニット用のミシン糸で、ボタンを付ける様に縫い付けると、

丈夫でキレイに仕上がります。

 

一粒一粒、大切に・・・

クリスマスまでには間に合いそうです!

 

 

 

 

AH ! ― 桜鏡 ―

 

気が付かない内に、南庭の片隅に 、

桜鏡がピンクの愛らしい花をつけていました。

 

ユキノシタ科 

P1020202.JPG       冬のこの時期、

       空間に暖かさを添えてくれます。

 

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 一般には、茶花としてよく用いられますが、

ウチではこの場所で日向ぼっこをしながら、楽しみます。

 

今日は、暖かい一日でした。

 

AH ! ― プロの技! ―

 

アトリエの迎春準備・・・その1

 

今日は、防府市の羽嶋松翠園さんに

南庭の松の主木を剪定していただきました。 宜しくお願いします!

 

 

P1020192.JPG       テキパキとした仕事ぶりに

       ただただ、感服!

       「すごいね~・・・」

 

 

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あのモアモアのシゲシゲ?だった松の木が、あっという間に・・・

 

 

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ジャーン!

 

これぞプロの技!

お陰様で、よいお正月を迎えられそうです。

寒い中、本当にありがとうございました。

 

 

 

セーター塾 掲載作品のつづきです。

 

 

 

P1010314.JPG ―お題 「 しましま 」― 

     作品タイトル 「 いにしへ 」 

         「毛糸だま」 (日本ヴォーグ社)

             1994年10月号掲載作品より 

     

   ― イメージ ―  

      栄枯盛衰を繰り返しつつ、

      流れてゆく時代。

      いにしえ人に思いを寄せながら・・・

     

 

 

 

 

P1010320.JPG     日本古来の「よろけ縞」のパターンは、

     下に行くにつれて、小さくなっています。

 

     織りの構造をヒントにして、

     方眼編みの中に鎖を2本、交互に通して、

     編地を形成しています。

 

     グラデーションを綺麗に出すために、

     数え切れない程の糸を使用しています。

 

 

 

  

 

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この技法・・・現在では、マフラーのワンポイントに用います。

ニットの風合いとはまた少し違った質感が、楽しめます。

 

 

 

 

 

よそ様の亭主をちよいと借るやうに野牡丹の葉を小菊に添へつ        浅田 陽子

 

 

 

P1020177.JPG 何年か前にこの歌を、

 所属する結社に発表したところ、

 尊敬する大先輩より、

 

 「・・・喪失感の裏返しとして明るさを

 演出していると見えて哀しい。・・・」

 

との歌評をいただきました。

 

 

 

 

 

哀しい? そう、この歌は哀しい歌なんだ!・・・と

人から指摘されて解かったアリサマ。

 

作歌は時として、自分では気が付かない自分を発見できるオモシロさがあります。

 

 

 

 

先日のニット展でお客様より、素敵なイベントをご案内して頂きました。

 

「本物のサンタクロースをお招きして、ファッションショーをしますから・・・」

「・・・ホンモノ?」

「はい。フィンランド政府公認のサンタクロースです。」

(何だかおもしろそ~)

 

 

P1020187.JPG ・・・という訳で、今日は、

 山口県立大学主催の

 ファッション&アートイベント に

 山口市まで行ってきました。

 

 ストーリー性のあるファッションショーを

 メインに、地元の若者や子供たちの

 歌あり、ダンスあり!

 ワクワクする展開のステージ・・・ 

 

 

 

学生さん達の、ピュアでまっすぐな思いの伝わってくる、

本当に清清しいイベントでした。

 

 

 

サンタさんの 「Dream・・・」

(みんな、大きくなっても夢を忘れないで・・・)

のお言葉も心に沁みました。

 

 

 

 

 

 

P1020180.JPG パークロード沿いには

 美しいイルミネーションが・・・

  

 

 

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しばらく、幻想的な光の世界を楽しみました。

 

 

 

AH ! ― 柚子 ―

 

先日アトリエに、ダンボール箱一杯の柚子の差し入れがありました!

 

 

P1020154.JPG 先ずは、いらした方へおすそ分け・・・

 

 あとは、当面使う分だけを器に盛って、

 キッチンで楽しみます。

 

 残りは新鮮な内に、

 果汁と皮に分けて、冷凍保存しました。

 

 

 

 

 ― 以下、主婦のプロ?の様な友人 Y  から教わった方法です。―

宜しかったら、お試し下さい 。

 

 

 

P1020160.JPG     果汁は製氷皿で凍らせて(強)、

     必要な時に必要な個数を、自然解凍します。

     

     お酢の物に使ったり、蜂蜜レモン風にしたり・・・

     色々と楽しめます。

 

 

 

 

P1020163.JPG 絞った後の皮も、ポリ袋に入れて、

 冷凍保存(弱)。

 

   表皮を薄く削いで、料理に使ったり、 

   数個を布袋に入れて、ゆず湯にしたり・・・

 

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体も心も温まります。・・・感謝!

 

 

昨日は、知り合いの方(高校の大先輩)のお誕生会があり、

何故か私もお誘いを頂き、飛び入り参加させて頂きました。

 

Yさん お誕生日おめでとうございます!

 

P1020133.JPG 手前がふくのひれ酒。

 私方、山口県にいながら初物です。

 香ばしくて、感激!

 

 皆様のお話も興味深く、 

 (介護の事など、多面的にお話くださり)

 とても良い参考になりました。

 

 

 

 

 

 

さらにサプライズで、私にも素敵な花束が・・・

 大感激!

 

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 私達のあこがれの先輩、 T子 さんより頂きました。

 

 

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素敵な方々との楽しい ひととき・・・

久しぶりの夜の外出でしたが、本当に夢のような1日でした。

感謝! 

 

 

AH ! ― 北庭 (冬) ―

 

ここは、アトリエの北庭です。

梅の葉が散り終ると、急に冬の貌?になりました。

 

 

 

P1020125.JPG  今咲いているのは、侘助 (わびすけ)。

  愛らしい花なのに、

  ヘンな名前でお気の毒・・・

 

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梅の枝には早くも、来春の花芽がびっしり・・・ワクワク

 

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毎年、鳥たちに食べ尽くされてしまいますが、こちらは南天の実。

南天の実、といえば・・・

 

P1020116.JPG      歌人、山崎方代(ほうだい)の

      次の歌が、思い出されます。

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一度だけ本当の恋がありまして南天の実が知っております              山崎方代

歌集『こおろぎ』より

 

 

  山崎方代は、先日の阿木津 英先生の講演でも取り上げられました。

  「山頭火」 っぽい自由な作風で、私も好きな歌人の一人です。 

 

 

 

クリスマスまでに、マフラー「雫」を何枚か編むことにしました。

 

この作品は、フワフワの段染め糸と、

お遊び?で付けたシルクのポチ(玉)がポイントで、

私も、とても気に入っている作品のひとつ・・・

 

 

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今回は、着用される方がわかっていますので、

その方々が Happy になられますように!・・・との

想いを込めて、制作しております。

 

今しばらくお待ち下さいませ。

 

 

  

 

お陰様で数日前に無事、誕生日を迎えました。

 

 

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49歳・・・49・・・49・・・・・・・シニモノグルイ?

 そう、素晴らしい50代を迎えるために、死に物狂いで頑張る歳・・・。

 

 

先ずは今日から再び、制作に入ります!

 

 

 

穏やかな冬の1日・・・

以前から楽しみにしていた 「吉村芳生展」 に行ってきました。

 

 

 美術館前の パークロード ↓

P1020097.JPG    膨大な時間が費やされ、描かれた

    鉛筆画の数々・・・

    それも半端な数にあらず!

   

    まさに時間のかたまり?のようです。

    ~もう、頭がクラクラ状態!

 

 

 

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吉村さんは、きっと、

神様から与えられている時間が

私達よりもウンと長い人なのだ!と

思う事にしました。

 

 

 

 

 

  ★ここで・・・

    何かの雑誌に掲載されていた、吉村さんのインタビュー記事より、今の私にとって

    とてもアリガタイ お言葉を、ご紹介します。

 

         気が遠くなりそうな作業について・・・ 

    「苦痛かというとそうでもない。意味のない事でも続けることで意味が出てきます。

     逃げ出したい部分を乗り越えることで絵が哲学的になる。」

 

 

今日は・・・

絵の魅力に吸い込まれて、前へ前へと出ていくウチのおばあちゃんを、

後ろからひっぱりながらの鑑賞でした。

できればもう一回、ひとりでゆっくり拝見したいと思いました。

※12月12日(日)までです。 

 

 

 

 

今回のアートニット展では、かつての「セーター塾」 をご覧下さっていた方が、

たくさんおいで下さり、本当にびっくりしました。

 

 

そこで、今日はセーター塾掲載作品のつづきです。

 

 

 

 

P1010304.JPG  ―お題 「花火 」― 

     作品タイトル 「 夢のあとに・・・ 」 

         「毛糸だま」 (日本ヴォーグ社)

              1994年8月号掲載作品より 

     

   ― イメージ ―  

      華やかに打ちあがった花火、

      一瞬、きらめき、やがて、消えゆく。

     

      その残像はいつまでも、いつまでも・・・

 

 

 

 

 

 

 

P1010311.JPG 幅の不規則なテープ状の編地を、

 湾曲させて配置し、

 放射状になるよう、柄をはめ込みました。

 

 無造作にやっているようですが、

 気が遠くなる程の、割り出し計算が必要!

 

 

 

P1010308.JPG花火の華やかな一瞬を捉えたのではなく、

残像のもつ哀れさに焦点をあてた作品。

 

全体的に色彩を落とし、

消え残るわずかな輝きを、際だたせています。

 

 

 

 

 

 

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「夢のあとに・・・」 まさに個展を終えた今の心境・・・

素敵な出逢いのひとつひとつが、輝きながら記憶されていきます。 

 

      

 

ニット展のハンガーでお世話になった、鉄アート作家の横田弘志さんに、

今回のご報告と、お礼に行ってきました。

 

 

 

P1020080.JPG     こちらは、横田さんのお店・・・

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「空間茶天」・・・摩訶不思議空間!

 

 

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 だるまストーブ未だ健在!

 

P1020076.JPG   横田さんの奥様が作られる、本日の定食・・・

    (コーヒー付き1000円)

 

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 料理のタイヘン上手なお母さんが、家族の健康を考えてこしらえた様な、

体にも味覚的にも、とてもやさしい、メニュー・・・

どれもこれも、手間のかかった品々です。

 

こんなに暖かい食事を頂いたのは、久しぶり・・・本当にごちそうさまでした!

 

★空間茶天の詳細はこちらから・・・