わたしがわたくしとして編み続けていられるために|ニット作家 浅田陽子

2010年7月アーカイブ

 

冷蔵庫の奥処 (おくか) を拭きぬ 村長 (むらをさ) のやうなるキムコ少しずらせて

                             浅田 陽子

 

 

P1000971.JPG「拭きぬ」は、「拭きました」・・・の意。

「やうなる」は、「ように存在している」・・・の

          ニュアンスで遣っています。

 

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 買出しの前の、冷蔵庫の掃除・・・専用の除菌剤でもいいのですが、

 うちは酢水に浸けた布巾を固く絞って、拭いています。

 これでもイイ!とヒトから聞いたもので・・・(倹約)

 

 

 ★ 「TankaTanka」 とは・・・

 

AH ! ― 料亭の味 ―

 

今日は、土用の丑の日です。

買出しに行くと、うなぎを勧められたので奮発・・・ 

 

P1010030.JPG               哀れな顔・・・

P1010028.JPG

          

 

このうなぎは、お気に入りの器でいただくことにしましょう!

  

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   大分県在住の陶芸家、河原畑伽兆さんのヤキシメのお椀です。 

   登り窯よりもまだ古い穴窯?とい製法の器だそうですが、

   この歪みがナンかエエカンジ・・・

 

 

P1010038.JPG器の紋様も

炎の勢いによるもの・・・だそうです。

 

 

ジャズをこよなく愛する、この作家さん・・・

作品からもドラムの音が聴こえてきそうです。

 

 

 

 

 

このうなぎ、特に高級・・・という訳ではありませんが、器の効果で

AH ! 料亭の味だぁ~! 

 

 

これで今年の夏を元気に乗り越えられそうです。 

 

AH ! ― ウォーキング ―

 

昨夕は1週間ぶりのウォーキングでした。

 

19:06 スタート・・・  「あっ、月だ!」 今日はこの月を愛でつつ歩きます。

 

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先ずはこの道をまっすぐ東へ・・・ 

 

P1010011.JPG    

 

 

     Oさんちの 「ハッピー」に出会う!

             ・・・ ヨシヨシ ・・・                    

 

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少しづつ輝きを増していく月・・・

ナンかエエカンジ!

 

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毛利邸の通りを過ぎ国衙公園を南下・・・す・る・と・・・

 AH !  綺麗な空 !      何だか泣きそ~・・・

 

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この景の月も、ええわぁ~

 

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国衙跡を通って今度は西へ・・・               川風に吹かれながら、西へ・・・

 

P1010018.JPG P1010021.JPG

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

19:43  ただいま~!

 

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あたりはもう、うす暗くなっていました。

今日のウォーキングの、素敵な出会いに ・・・ 感謝!・・・ 

 

 

 

ナンヤカヤと雑務に追われていましたが、やっと後ろ身頃の続きが編み上がりました。

 

         ★グレー系

P1000997.JPG中心の編地をはさんで、

両脇の編地は斜めの傾斜をつけて

編みました。

 

 

P1010002.JPG

 

 

     

P1010001.JPG色彩的には左図の方が実物に近いかなぁ~?

    (実物通りに撮影するのはムツカシイ・・・)

 

編地と編地をつないだ部分は・・・

少し幅に変化を持たせるとともに、

凹凸を出して、質感に強弱を与えています。

 

 

 

 

 

         ★ベージュ系

P1000991.JPG以前、段染めの糸を遣って、

作為的に色の変化を調整したことが

ありましたが、オモシロクナイモノ?に

なってしましました。

 

 

P1000995.JPGP1000993.JPG

 

今回の作品「河霧」では、

自然の流れに従い、

この段染め糸を、楽しみたいと思います。

 

 

 

 

 

次は、後ろ身頃の両脇jから袖へと繋がっていく部分を編んでいきます。

 

 

 

 

事なべてスムーズすぎるひと日なり湯むきトマトの皮のうすぺら         浅田 陽子

 

 

 

P1000197.JPG「事なべて」 は、

「する事すべて」の意・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

いやぁ~今日は本当に暑うございました。

そんな中、本日の予定すべて完了! 

 

 

「セーター塾」掲載作品 の続きです。

 

 

 

P1000802.JPG―お題「スポーツ」― 

  作品タイトル 「ファイト!」

    「毛糸だま」(日本ヴォーグ社)1993年4月号より 

     

 

― イメージ ―  

体の中から湧き上がってくるエネルギー?のようなものが

表現できたら・・・とデザインしました。

 

この様なショッキングピンクを使ったのは、

後にも先にも、この作品だけです。

 

 

 

 

P1000805.JPG技法的には、横編み求心と縦編み求心のミックス。

初めての試みですが、この技法が

今の私の作品の原点のような気がします。

 

 

P1000808.JPG

     お遊び?で                         「Y」のサインも・・・

 

 

 

 

P1000809.JPG 

 

今日は7月21日・・・昨年の防府豪雨災害から1年が経ちました。

 

あの日の夜、ニュースでは、

見慣れた町の荒れ果てた姿が、繰り返し何度も映し出されていましたが、

ショックで直視できず、ただただ、ぼ~っと過ごしていたような気がします。

 

そんな中、多くの友人や知人・親戚からお見舞いのメールやお電話を頂き、

本当にうれしく、また心強く感じたことが今でも思い出されます。

 

偶然ですが、この作品「ファイト!」を今日ご紹介できて・・・よかったです。 

 

AH ! ― 百日紅 ―

 

サックスブルーの空 ・・・・・やっと梅雨明けです。

 

 

P1000946.JPG周防国分寺境内の

百日紅(さるすべり)が、今年も

咲き始めました。

 

赤い花は、2分咲きくらいでしょうか?

 

P1000954.JPG

 

 

 

 今は、白い花が見頃です。

 

 

 

P1000947-2.JPGアップ画面にして面白いのは、

やっぱり白花かしら・・・

このシュワシュワしたカンジが、

すずしそ~です。

 

P1000956.JPG

 

 

 

 

P1000952.JPG

 

 

毎年、白い花の方が先に咲く為に、赤花と白花を同時に楽しむ事はできません。

しかし、それぞれに違った趣があり、違った夏を楽しむ事ができます。

 

宜しかったら・・・どうぞお越し下さい。 

 

TankaTanka 「椿峠」 vol.14

 

暮れなづむ椿峠ゆ わが町の海よりも深く鎮もるが見ゆ              浅田 陽子

 

 

 

 

P1000590.JPG「椿峠ゆ」は、「椿峠より」の意。

 

 

 

 

富海パーキングエリアより・・・

椿峠は左端に微かに見えます。

6月中旬撮影。

 

 

 

 

 

広島方面から防府に帰ってきたとき・・・・・この富海(とのみ)の海を見ると、

「あ~帰ってきたなぁ~」と、ホッとした気持ちになります。

やっぱりふるさとは、イイものです。

 

 

           

 

この糸の魅力を十分に引き出し、テーマである「河霧 」 をうまく表現するには・・・?

色々と試行した結果、やはりシンプルなメリヤス編みが一番!という事になりました。

 

 

 

P1000924.JPG こちらは後ろ身頃、背中心の1パーツです。

 両脇の糸は糸印。デザインとは関係ありません。

 

 

            グレー系

 

P1000928.JPG 

  

 

・・・グレー系・ベージュ系 それぞれ微妙に違った味わいがアリ・・・

 

 

 

P1000929.JPG 編地の幅によって変化してくる色や

 糸の質感を楽しみつつ、編み進んでいます。

 

 

           ベージュ系

 

P1000932.JPG 

 

所々でモヘア糸からループヤーンへと変化するこの糸・・・

色彩だけでなく質感も、おもしろい表情を見せてくれます。

「河霧」のおぼろなカンジをイメージしつつ、両脇へ・・・と編み続けていきます。

 

 

 

11日の祝賀会にて午後から題詠歌会がありました。

予め互選を行い、得点の上位 5人に「目の覚めるような賞品」が、あ・り・ま・す・・・

とのことでしたので、張り切って出詠! めでたく4位で賞品をゲット!!!

 

・・・・・・目の覚めるような賞品?・・・・・

 

 

P1000913.JPG私の予想では、ねりからし?or ねりわさび?と

みましたが、残念・・・辛さ20倍のカレーでした!

 

P1000922.JPG

 

今日のお昼に・・・いただきま~す・・・!!!!!

あまりの辛さに死滅しかかっていた脳細胞が復活。

おかげさまで、短歌(うた)が一度に50首くらい詠めそう?です。

 

幹事役、Kさんのアイディアに拍手。

 

 

AH ! ― 豪雨 ―

 

朝から、ひどい雨・・・

防府市災害対策本部の車が注意を呼びかけています。

 

P1000908-1.JPG

 

     アトリエから見た周防国分寺の参道です。水浸し状態・・・

                   AH! 早く梅雨が明けますように・・・ 

 

 

編物ファンの方ならきっとご存知だと思いますが、

「毛糸だま」(日本ヴォーグ社)という 手作り応援誌? があります。

随分前ですがそこに、「黒ゆきこのセーター塾」と題された、一般読者参加型の

連載があったのを、覚えておいででしょうか?

 

黒先生の出された「お題」にそって、塾生が自由にイメージを膨らませてデザインする・・・

という、魅力的なコーナーです。

 

ニットデザイナーの黒先生に自分の作品を見て頂ける・・・そのワクワクした思いで、

1992年4月号より入塾。 それから隔月で作品を1枚づつ提出していきました。

 

「作品集」では、これから少しづつ、「セーター塾」にて制作した作品を、そのイメージと

共に、ご紹介していきたいと思います。

先ずは、サマーヤーンの作品から・・・  (4月号・6月号はウールなので、後回しです。)

 

 

 

P1000815.JPG作品タイトル 「ゲージたちの反乱」

      (1992年8月号  お題「四角」より )

 

― イメージ ― 

 

試し編みとして編まれた、たくさんのゲージ・・・

決してセーターになる事はない

このゲージたちが・・・

 

 

 

 

 

P1000817.JPG「僕たちも、セーターになりたいんだぁ~・・・」と

反乱をおこし、セーターに侵略していく!

 

・・・と、まあ不思議なストーリーの設定で

制作しましたが、「四角」というお題で、

曲線を取り入れたのが評価され、めでたく特選 を獲得!

 

                     Congratulation・・・

 

 

 

 

 

P1000814.JPG2重にならないように、四角の重なり部分を

キチンと計算し、カットして編んでいます。

 

白や黒のドットは、ポップな表現をしたいときに、

今でもよく使います。

 

ツノのようなものは、

かぎ針で編みつけ立体的に表現しています。

 

P1000813.JPG 

 

 

当時は自分の作品が雑誌に掲載されることが夢のようで、 

そのページを開いて、当分の間、飾って眺めていました。

 

AH ! ― 祝賀歌会 ―

 

日程の都合で4月からお休みしていましたが、久しぶりの歌会です。

 

 

P1000900-1.JPGしかも今日は、短歌結社の新人賞を受賞された

Fさんをお祝いする、記念の祝賀歌会・・・

 

 

歌会・・・というだけでうれしいのに、

お祝いとなると、さらにウキウキ!

 

 

 

 

私は花束をご用意させて頂く係りでした。

これもワクワク!

 

P1000888.JPG

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Fさんの短歌作品は、細やかな描写と、優しいお人柄が思われ、とても魅力的・・・

また、いつもニコニコと様々なお世話をなさるところも、心から尊敬しています。

 

 

 

P1000890.JPG     大好きなFさんをイメージして、紫の濃淡で

     品格のあるアレンジメントをお願いしました。

                      

                   Designed by

アトリエ・花空間

  

 

 

P1000904-1.JPG

 

10時30分から3時30分まで~

Fさんの作品鑑賞会アリ、題詠歌会アリ、ゲームタイムアリ、食事会アり。

受賞を喜び合う歌友(かゆう)達による、手作りの温かい祝賀会・・・

AH ! ステキな1日に参加させていただき、感謝!  

 

 

以前ハンガーを制作していただいた横田弘志さん (鉄のアーティスト) に、

追加でもう3本お願いしました。

 

前回の2本は実にエネルギッシュな出来栄えでしたが、

今回は、薄物用の為、少しライトなカンジでお願いしたところ・・・

 

 

 

 

P1000851-1.JPG

 

スゴーイ!!!めっちゃエエカンジ!!!

 ・・・想像以上の出来栄えに袋から、出しては包み、出しては包み・・・

 

 

 

 

P1000856.JPGカタツムリのようなかたち・・・

中心をずらせてバランスがとってあります。

 

 

 

P1000858.JPGこちらは、キチンとしたシンメトリー。

両端の先っぽが、ニクイ!

 

 

 

P1000859.JPGこの遊び心には、脱帽です。

お願いした予算で、本当にいいんですか~?

 

 

 

 これらは、11月の山口市での個展にて使用させていただきます。

 個展の詳細は、またこのブログにてお知らせいたします。

 

 

★尚、10月のワークショップのご案内は、こちらをクリックしてみて下さい。

 

 

Vサインになりさうでならぬ形して吾の右手がマウスを覆ふ           浅田 陽子

 

 

P1000846.JPG現代仮名遣いに直すと・・・ 

  「なりさうで」 は「なりそうで」

  「覆ふ」 は「覆う」

 

パソコンと旧仮名遣いの組み合わせ・・・

  チグハグなカンジと、とるか?

  オモシロイと、とるか?

 

 

 

 

 

 ★余談ですが・・・

 

P1000840-3.JPG人指し指のリングは、福岡在住のジュエリー作家、

人見道子さん(スタジオ レービス)の作品 です。

綺麗な曲線と、独特の世界を持っていらっしゃる、

ステキな作家さんです。

 

 

 

※これは数年前に・・・

   父の介護をしていた時に、自分へのご褒美?として購入したものです。

   看護師さんをはじめ、周囲の皆の協力で、1日だけ福岡に行かせてもらって、

   このリングに出会いました。  様々な想いが甦ります。 

 

P1000840.JPG

 

7月7日より、新作のプルオーバー(セーター)に取り掛かかりました。

タイトルは 「河霧 」。  ( 変更する場合もあります。)

 

   イメージとしては・・・

     河面を覆う朝の霧・・霧を攫っていくかすかな風・・風の流れ・・・

 

 

 

今回は、素材の面白さを生かせるように、シンプルに仕上げる予定です。

使用素材はこちら・・・

 

 

P1000866.JPG

 

 

 

 ループヤーンの段染め2種類を使用して、色違いのものを同時に編んでいきます。

         グレー系                         ベージュ系       

P1000873.JPGP1000876.JPG

 

 

 

このブログでは、「制作の記録」 というタイトルで、

作品 「河霧」 (色違い) が完成するまでの成長過程(?)を、

記していきたいと思います。

 

 

AH ! ― 畑のめぐみ ―

 

こちらは、ウチの畑です。

 

 

P1000782.JPGP1000781.JPG P1000783.JPG

この他に、茄子・南瓜・ピーマン・ゴーヤ・モロッコ豆・さつまいも・

ライム・文旦・・・等

これから収穫の予定。(家族で消費する程度の量ですが・・・)

カタチは悪いのですが、無農薬で育てています。

 

AH ! 畑のめぐみに感謝!! 

 

 

うちの畑の隅っこです。

名前がわからずに、「葱坊主のような花」 と呼んでいた花が、

今年は、実に景気よく?咲きました。

 

 

P1000785.JPG 

 

 

P1000787-1.JPG株を分けてもらった親戚に、花の名前を調べてもらって、

やっと解かりました!  「 ア・ガ・パ・ン・サ・ス・ 」

 

メキシカン?な響きですが、アフリカ原産。

和名は 「紫君子蘭」・・・

こちらの方がイメージしやすくてステキ!です。

 

 

これからはキチンとした名前で呼ばせて頂きます。 

 

 

年に2回、過去の作品のチェックをします。

1枚1枚を手に取ると、当時の制作に対する熱い思いや、様々な記憶が甦ってきます。

 

そこで今回より、「作品集」 というタイトルで、

アトリエのコレクションをご紹介していきたいと思います。

 

先ずは、サマーヤーンから・・・

 

 

 

作品タイトル 「静かなる夜の海」

      (H2.6.20 完成)

 

 

P1000796.JPG ― イメージ ―

 

月明かりの夜の海

波しぶき、交差する波

そして聞こえてくる波音・・・

 

 

P1000798.JPG

 

 

P1000799.JPG今思えば、アトリエ定番の藤編み作品は、

この作品がルーツのようです。

 

波しぶきの影を表現した黒いところは、

かぎ編みで編みつけています。

 

P1000795.JPG 

 

 

これは、所属していた編物協会主催 「全国編物コンクール」 の、

上級手編み部門で 「理事長賞」(2位) を頂いた記念の作品です。

授賞式は、あのビートルズが来日した時に泊まったといわれる、

赤坂のホテルだったような・・・?

パーティー&フロアーショー形式で行われ、まさにバブルのキラキラした時代でした。

 

あれからもう20年が経ってしまいました。 

 

 

 

逆さまにマヨネーズ在り 夜を込めて残りわづかがキャップに降(くだ)る     

浅田 陽子

 

 

P1000674.JPGこれは「味の素」のマヨネーズ

 

P1000673.JPG

 

応援しているキューピー・・・

寛大なヤツ!

 

 

 

この5日までに、所属している結社へ短歌十首を提出するノルマがあり、ただ今推敲中。

「100万語の中から1語を選べ」 と常々師匠からは言われていますが・・・

 

 

・・・ ない知恵を、搾り出し状態!