わたしがわたくしとして編み続けていられるために|ニット作家 浅田陽子

2010年5月アーカイブ

 

これまでの、2枚のパーツの余白部分を編み、全体を接ぎ合せました。

 

 

P1000437.JPG

 

 

P1000439.JPG脇をたたむと・・・

 

 

後ろ身頃が少しづつ

出来上がってきました。

    (ワクワク・・・)

 

 

 

今日から、右袖、後ろ衿ぐりあたりのパーツを編んでいきます。

柄が途切れないように、前身頃に向かって、できる限り続けて編みます。 

 

 

 

P1000442.JPG       P1000443.JPG    

 

 

 

 

 

 

 

 

 ※作品 「微光」 イメージの確認

     闇の中から漏れ来る光・・光の粒子・・拡がっていく光波・・そして微かな希望・・・

 

AH ! ― 赤い空豆? ―

 

アトリエのメンテナンスをして下さる大工さんの奥様より、珍しいお豆をいただきました。

「 赤い空豆よ!」 「赤いソラマメ・・・?」

 

 

P1000424.JPGP1000431.JPG左は、

うちの畑で採れた

ふつうの空豆・・・

 

 

 

 

 

小豆よりも少し大きめですが、カタチはやはり空豆・・・

どんなお味かな~と、ドキドキしながら、豆ご飯を作ってみたら・・・

 

 

 

P1000428.JPG

 

 

   

AH!  色もきれいですが、お味も絶品!

 

中身も皮も程よい甘みがあり、もち米とうまくからんで大好評でした。

珍しいものをいつもありがとうございます。

とてもおいしくいただきました。

 

                                       

 

 

釜ゆでの刑にて喘ぐ盗つ人の貌と成り果てうがひしてゐる           浅田 陽子

 

 

 

P1000218.JPG現代仮名遣いに直すと・・・

 

「盗つ人」 は 「盗っ人」

 

「うがひ」 は、のどをガラガラする 「うがい」 の事。

「ゐる」 は 「いる」

要するに、「うがいしている」 歌。

 

 

    

この歌は、不義密通、連作の中の1首です。

わたくしの短歌作品・・・「 虚 」 と 「 実 」 の割合は、2 対 8 くらい・・・?

 

AH ! ― 考えるひと ―

 

こちらはアトリエの北庭です。 主に梅の古木と侘助 (椿系) で構成されています。

 

2010.0503-2.jpg

 

 

ここの庭石の上で、もう何年も考え続けている像があります。

 

2010.0503-5.jpgこの裸婦像が見ているブルーの物体は・・・

ガラスのハイヒール。

 

このヒトのおみ足には

サイズ的に・・・絶対無理!

 

でも、ここでこうして、何年も考えています。

      

         ( 誰も、撤収しない・・・ )

 

不思議なパワーが宿ってしまいました。

 

 

たしか、この2点は 「燃えないゴミ」の日に出そうと思っていたシロモノ。

それを、わざわざ組み合わせて、こんなところに置いたのは・・・? 

 

 

 

 AH! おばあちゃんの し・わ・ざ・ 

 

 

裾のパーツが出来上がりました。小さく見えますが、ジャケット全体の裾です。

真ん中が背中心、両端が前立て側となります。

 

P1000402.JPG

 

 

P1000395.JPGここの刺繍が結構、手間暇かかります。

 

この緑の変わり糸・・・

個性が強すぎて

今まで、なかなか出番がありませんでしたが、

今作品では主役的?素材です。

 

 

 

P1000416.JPG個性の強い糸同士で、不思議な質感を出しています。  

 

 

 前のパーツと組み合わせて配置するとこんなカンジ・・・ 

P1000407.JPG 

  明日から、この空いた部分を柄が途切れないように編んで、埋めていきます。

 

 

 

走り切る、読み切る、逃げ切る、ひとひとり看取り切る事叶はぬ終ひ    浅田 陽子

 

 

 

P1000227.JPG少し前に、

「八日目の蝉」 という新聞小説が

話題 になりましたが・・・

 

 

 

こちらは、五月のシクラメン。

 

「生き切る」事の意味・・・

 

 

 

  

 

※ 旧仮名を 現代仮名遣いに直すと・・・

       「叶はぬ」 は 「叶わぬ」  「終ひ」 は 「終(じま)い」 となります。 

 

 

今年の秋の予定が決まりました。

 

まず10月は、当アトリエでワークショップを開催。

    少人数制のアットホームな雰囲気の中で、

    ゆるやかな編物時間?を楽しんでいただけたら・・・と現在企画中です。

 

11月下旬は、山口市にて個展を開催。

    素敵なギャラリー空間に、Exhibition作品と販売作品を、

    いかに美しく同居?させるか・・・が

    一番の課題であり、楽しみでもあります。

 

また詳細が決まり次第、このブログにてお知らせいたします。

  

 

 

P1000021.JPG

アトリエの番人・・・

セバスチャン (トルコ国籍)

 

番犬・・・

バロン (犬種不明、四国からやって来た!)  

 

 

 

 

 

尚、カテゴリの 「アトリエより」 をクリックされますと、

アトリエ関連のこれまでの記事が、まとめてご覧いただけます。

よろしかったらどうぞ・・・ 

 

 

梢(うれ)の新芽を旨しと食みし記憶あり黒き舌もて巻取りながら      浅田 陽子

 

P1000253.JPG

 

「食みし」 は、「はみし」 と読みます。

食べた・・・の意。

 

「黒き舌もて」 は、

黒い舌で・・・の意。

 

 

 

 

 

 

 

輪廻転生・・・私の前世は、キリン?それともトリケラトプス?

いずれにしても、草食動物だったような・・・。

 

 

AH ! ― 岩国 その2 ―

 

錦帯橋から200メートルくらい行ったところに、岩国小学校があり、

その一角に、山口県指定文化財の「岩国学校校舎」 がありました。

 

P1000341.JPG1階と2階が和風、

少し後に増築された3階は洋風・・・

 

この和洋を合わせ取り入れた手法は、

明治初年の学校建築の中でも、

様式の特異性において

他に例をみない、そうです。

 

校舎の中も見学できるようでしたが、

                              時間がなくて、残念!              

P1000343.JPG

 

  

P1000342.JPG

 

 

 

 

 

 

 

  

 

この様に、古い建物が大切に保存されているのを見ると・・・AH ! 

とてもうれしくなります。

 

AH ! ― 岩国 その1 ―

 

所属している短歌結社の大会が、山口県の岩国市で行われました。

ラッキーな事に、会場は錦帯橋の近く・・・

大会が始まる前に、少し散策してみました。

 

 

 

P1000327.JPG思っていた以上に、

綺麗なアーチ・・・

 

 

この美しい曲線は?

と、河原に下りて見てみると・・・

 

 

 

 

 

無数の細かい直線により、構成されていました。 AH ! 編み製図と同じ ・・・

  

P1000324.JPG P1000323.JPG 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

P1000370.JPGこちらは、夕方・・・ 

光線の関係で、

また違った味わいがありました。

 

 

 

 

名物の岩国寿司!

P1000374.JPG 

 

 

 

  

           ※ 歌友のKさんよりおみやげでいただきました。ごちそうさまでした。

 

 

 

 

これは、後ろ身頃の一部です。やっと、1 パーツ出来上がりました!  ほっ・・・

色彩的には、こんなカンジ・・・

 

P1000308.JPG 

 

 質感的には、こんなカンジ・・・

 

P1000296.JPGP1000298.JPGP1000299.JPG 

 

 

 

 

 

 

 

イメージとしては・・・

「闇の中から漏れ来る光・・光の粒子・・拡がっていく光波・・そして微かな希望・・・」

主となる編地が決まったので、これからはドンドン編んでいきます!

 

※このブログでは、「制作の記録」 というタイトルで、

作品 「微光」 が完成するまでの成長過程(?)を、記していきたいと思っています。 

 

AH ! ― くすのき様 ―

 

アトリエの隣、東南の位置に、周防国分寺の大楠が2本あります。

いつも窓から見ているクスノキでしたが、視点を変えると、

 

                                             AH ! ・・・

 

 

P1000255.JPG   P1000256.JPG

 

 

 

 

 

 

 

 

P1000258.JPGP1000259.JPG

 

 

 

 

 

 

 

 

 

・・・思わず、「くすのき様」 と呼びたくなるような、有難いお姿でした。

 

 

※ このブログでは、日常の小さな小さな発見や驚き、喜び、出逢い・・・等を、

 「AH !」 のタイトルで記録していきたいと思っています。

 

 

 

鉄のアーティスト、横田弘志さんに、ステンレスのハンガーを作っていただきました。

 

 

P1000241-1.JPG天に向かって

祈りを捧げているような・・・

何かを乞うているような・・・

 

 

 

 

 

 

 

P1000251.JPGいずれにしても、

大きく前へ進んでいるカタチ!

 

 

 

若さ溢れる、

ダイナミックな出来栄えに

感謝・・・

 

 

 

※横田弘志さんは、防府天満宮 参道下、茶房 「空間茶天」 のご主人。

 お店には、横田さんの作品はもちろん、アジアン雑貨等も置いてあります。

 

 お店も、レトロでエエカンジ・・・

 たっぷりと酸素を含んだ時間が、いつも流れています。 

 

 

細かい編み計算をしながら制作をしていると、

むしょうに文字が恋しくなります。

もっと能動的に文字に関わっていたい!・・・という願望から、

図書館の短歌会に参加するようになりました。  (H9年4月より)

 

                    

大鍋にまるごと茹づる花キャベツ右脳左脳が浮きつ沈みつ           浅田 陽子

 

 

P1000208-1.JPG「花キャベツ」は

カリフラワーの事・・・

 

「茹づる」は

茹でるの意・・・

 

 

 

 

 

 

このブログでは、時々脳ミソのストレッチのために、

「 TankaTanka 」 というタイトルで、

自作の短歌を記していきたいと思っています。

(時々、「虚の世界?」で遊びます。) 

 

※尚、短歌作品は旧仮名遣いで表記しています。

 

 

4月18日より、新作のジャケットに取り掛かっています。

タイトルは 「微光」。  ( 変更する場合もあります。)

 

イメージとしては・・・

闇の中から漏れ来る光・・光の粒子・・拡がっていく光波・・そして微かな希望・・・

 

 

実際には、もっとダークな色調。ぬばたまの・・・  素材.JPG

様々な素材アリ・・・

 

試し編みをしている内に、

編地が決まっていきます。

糸の種類も増えていくはず・・・

 

 

 

 

 

 

このブログでは、「制作の記録」 というタイトルで、

作品 「微光」 が完成するまでの成長過程(?)を、記していきたいと思います。

 

※ 今日5月8日(金)の時点では、後ろ見頃のほんの一部分ですが、

  出来上がりつつあります。パーツの完成ごとに、公開をしていく予定です。  

 

どうか、素敵に仕上がりますように・・・

 

 

 

 

各地でおこなってきたニット展で、一番多かったご質問は、

「これ、どこから、編まれているんですか~?」     ・・・・・・・

 

そこで、このブログでは、「制作の記録」 というタイトルで、

作品完成までのプロセスを、折々記録していくことにしました。

 

 

 

今日はとりあえず、4月に完成した作品をご覧下さい。

 

 

 

夕波ー2.JPG作品タイトル 「夕波」

      (H22.4.17 完成)

       

 

- イメージ - 

 

日没後の浜辺・・・

夕映えをかすかに残して

夜の海へと移行していく

ダークパープルの海、

寄せ来る波・・・

 

 

 

夕波ー3.JPG- コメント -

 

波しぶきをイメージした「玉編み」を

入れたからでしょうか?当初よりも、

ポップなカンジに仕上がりました。

 

この不規則な曲線を出すのが

技術的に結構、ムツカシイのです。

 

        

 

 

 

 

 

夕波ー1.JPGAラインのハーフコート。

 

  

 

 

 

こちらは帽子

  夕波-帽子.JPG

 

 

 

 

 

 

 

 

★ この作品 「夕波」 は販売作品です。 詳しくは各ページ右下あたりの

   お問い合わせ メールフォーム にてご連絡ください。

 

 

 

ここは2階です。日頃は私の仕事部屋で・・・糸だらけ状態!!!

しかし、予約制のスクールがあるときには、キレイに片付けます。

 

2010.0504     2階アトリエ.jpg

 

スクールは少人数制です。

3時のお茶会の方が

盛り上がる事も・・・たびたび。

 

 

 

 

 

 

2010.0504   2階から.jpg

東側の景色。

 

生徒さんいわく、

「峠の茶屋みたいやね~」

・・・・・・

 一応、編物教室です。

 

 

 

 

 

 

※尚、今年度(H22年)の新規、生徒さんの募集は行っておりません。

  詳細は、お問い合わせフォームにてご連絡ください。

 

                                アトリエ・イマジネーション

 

 こちらが応接室です。

 

P1000099.JPG 

作品購入をご希望のお客様、

オーダー希望のお客様、

 

こちらへどうぞ・・・

 

 

 

 

 

P1000089.JPG  南側のお庭です。

 

 先ずはごゆっくり

    お茶でもどうぞ・・・ 

 

 

 

 

 

 

 

P1000111.JPG北庭に面した

椅子席もございます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 昭和の風を感じつつ、ゆるやかな時間の中で、

          「アトリエ・イマジネーション」 の世界をお楽しみください。

 

 ※尚、アトリエは1日1組限定の予約制ですので、お越しの折には 予めご連絡

  くださいます様、お願い申し上げます。

 

                                アトリエ・イマジネーション

 

ようこそ!ここが玄関です。

アトリエ・・・というオシャレなひびきの似合わない、昭和初期の建物。

 

P1000087.JPG玄関の奧で

お待ちしているのが・・・

布袋さんのオブジェ。

       (勝坂焼き)

 

 

 

 

 

 

2010.0503-7.jpgもう、何十年も前から

ここが定位置らしい・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

2010.0503-8.jpgこの布袋さん、

モップで触ると・・・

へらへら、と喜びます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

※ アトリエは通常非公開ですが、

      予約制にて販売やスクール等で使用することもあります。

4月1日より公開し、微調整を繰り返しておりました、

アトリエ・イマジネーションのH.Pが遂に完成いたしました!

  

様々な方々が、気持ちを込めて制作してくださいましたHPですので、

有効に活用できますよう、わたくし自身も精進して参りたいと思っています。

どうぞ皆様、宜しくお願いいたします。

 

尚、個展情報や新作紹介、ワークショップのご案内・・・等は、

ブログにて、随時お知らせいたしますので、ご覧頂けましたら、幸いです。

 

皆様との素敵な出会いがありますように・・・

                              浅田 陽子