わたしがわたくしとして編み続けていられるために|ニット作家 浅田陽子

AH ! ― 青の千代女 ―

 

今年は、庭に紫陽花を植えるぞっ!と意気込んで苗木を入手!

周防阿弥陀寺の、アジサイ保存会の方々が運営しておられる販売所で

昨日、購入しました。

 

 

 

 

P1140738.JPG  ← こちらは、「青の千代女」という

  何とも艶やかな名前の紫陽花です。

  線香花火のようにパチパチとした形が 

  魅力的。

 

 

  そしてこちらが、「ハワイアングレープ」 ↓

  額の質感がベルベットの様にしっとりとしています。

 

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どちらも美しいブルー系の紫陽花ですが、販売店のかたによると、

「土を酸性に保っていないと鮮やかな青色が出ないカモ」 という事・・・。(◎_◎;)

また紫陽花の品種によって好む環境が異なる、という事も教わりました。

 

 

そこで、教えて頂いた「ピートモス」(藻を含んだ肥料)を購入し、

ウチの庭の適切と思われる場所の土に混ぜ込んで、現在、土壌改良中!

 

 

 

 

P1140747.JPG  「 青の千代女 」はヤマアジサイ系で、

  日陰を好む、という事なので、

  ツワブキを数株抜いて、

  ← この場所を確保。

   

       翌日、植え込み完了 ↓

 

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P1140748.JPG  「ハワイアングレープ」は

  普通のアジサイなので、

  日当たりの良い場所を確保!

 

 

      こちらも翌日、植え込み完了!

      ※ 手前は、半夏生。もうすぐ咲きます。

 

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母の寝室から見える庭に紫陽花を・・・、と張り切って購入した苗木でしたが、

この庭にしっくりと馴染んで、美しい景を成すまでには、

まだまだ年数が必要であると思われました。 (;_;)/~~~ がんばれ~!

 

 

 

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そして追加で畑の角の空き地に、もう1本植えました。

 

 

P1140765.JPG  ← こちらは、「西安(シーアン)」。

 

  花もちのよい紫陽花で、花色を変化させつつ、

  3か月以上綺麗な状態で楽しめるそうです。

      

 

 

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こちらは、数10年前に母が畑の角に植えた額紫陽花です。

 

 

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今回植えた紫陽花達が、この額紫陽花のように周りの景観に溶け込んで、

しっかりと成長していくよう、大切に育てていきたいと思いました。

 

  

AH ! ― あじさい寺 ―

 

P1140713.JPG午前中、時間が空いたので、

当アトリエから10分くらいの所に在る

周防阿弥陀寺へ行ってきました。

 

ここは別名あじさい寺とも呼ばれており、

歴史的な建造物と共に、たくさんの

紫陽花を楽しむ事ができます。

(80種類、4千株との記載あり)

 

 

 

 

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開山堂(写真 左)と経堂(写真 右)の間には、菩提樹もあり、こちらも今が見頃!

樹下では、淡い黄色の小花とその甘やかな香りに包まれて、

得も言われぬ空間が広がっていました。

(本堂の裏手には、さらに立派な菩提樹がモウ一本あるそうです)

 

 

 

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この他にも、ここ阿弥陀寺には、あじさいの花だけではなく、

本堂脇の沙羅樹(夏椿)や大銀杏、蘇鉄、

参道脇のやまももや欅の大樹、など・・・、

貴重な樹々がたくさんあり、自然の宝庫!といった印象を持ちました。

 

 

 

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参道に沿って流れていくせせらぎの音が、

さらに静けさを演出してくれます。

 

 

 

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個人的には・・・、小雨、霧雨の日がおススメです。

宜しかったら、是非どうぞ!

 

 

スーツつぎつぎ手の甲に寄す 亡き人のクローゼットは雨の匂ひす

浅田陽子

『青潮』 (2006年11月号)より

 

 

 

 

 

P1140708.JPG父の死後、遺品の整理を行いました。

特に困ったのは、背広の数々。

 

そのまま処分する気にもなれず、

かと言って、

全て保管しておく訳にもいかず・・・、

 

 

 

 

 

 

 

結局、特に思い出のある背広の背中部分(約20㎝四方)を切り取って、

その個所のみをまとめて、記念に遺しておく事にしました。(写真 上)

 

母と一緒に、泣いたり笑ったりしながらの、思い出深い作業でした。

 

 

 

 

 

うたたねの覚め際(ぎは)ついと過りしは雨に濡れたる背広の匂ひ

浅田陽子

『青潮』 (2005年11月号)より

 

 

 

 

 

P1140691.JPG      「ついと」 は 「ふっと」、「一瞬」

     のようなニュアンスで使っています。

     夢か幻か・・・? 感覚で詠んだ作品。

 

     ← こちらは、

     父が特に気に入っていた背広です。

 

     現在、父の背広は、この一枚のみを、

     母のクローゼットに収めています。

 

    

 

   

 

 

 

 今日は父の日なので、父と雨にまつわる短歌二首をご紹介させて頂きました。

 

 

 

冷蔵庫の灯りに額(ぬか)を照らさるる レンブラントは闇を描きし

浅田陽子

『青潮』 (2007年11月号)より

 

 

 

 

P1140680.JPG  ← こちらは・・・、

  冷蔵庫の照明部分です。

 

  上記の作品は、

  この灯りに照らされた時の

  自分の顔を客観的に想像し、

  下句が瞬時に出来ました。

  安産型?短歌。

 

 

 

 

 

「光と影の魔術師」と言われているレンブラント。

その生涯も正に「光と影」のようであった・・・と、記憶しています。

 

 

AH ! ― 朝焼け ―

 

今日の朝焼けです。

 

 

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刻一刻とその姿を変えて行き・・・、

 

 

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私が気づいた時から約7分間くらいで・・・、

 

 

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鮮やかな朱色は消えてしまいました。

 

 

 

昨夜は久しぶりの徹夜だったので、ショボショボした目には、

ビタミンB 配合の目薬をさした時のような効能アリ・・・?

 

梅雨の晴れ間の、美しい朝焼けでした。

 

アトリエより ― 編針 ―

 

こちらは、私が制作で使用している編み針です。

 

 

クンスト針

P1140657.JPG  クンストストリッケンレースを

  編む為に考案された、長さの短い

  5本組の棒針です。

  細かい編地を編む時に、重宝しています。

  現在手掛けている作品は、この針の

  最も細い 「2号」 を使用しています。

 

 

 

輪針

P1140661.JPG  幅の長いモノや、

  輪の状態で編むときには、

  この輪針を使用します。

  長さは、40㎝、60㎝、80㎝があり、

  棒針部分の素材は、竹や、

  プラスチックなどがあります。

 

 

 

 

P1140659.JPG  輪針はこの様に、

  長さや号数によって区分けして、

  手作りのケースに収めています。

  

  他にも、かぎ針や

  アフガン針等があります。

 

 

 

 

 

編針といっても様々ですが、どれも形状は至ってシンプル。

 

この小さな道具だけで、大きな作品を作り上げてゆくところが、

編物のオモシロイところかもしれません。

 

 

 

昨日、山口県地方は梅雨入りし、今日は朝から雨となりました。

 

「雨じゃから、どこへも行かれんねぇ~」という母の為に、

DVDを見て過ごしてもらう事に・・・。

 

タイトルは、『マイマイ新子と千年の魔法』 。

昨年大ヒットしたアニメ映画 『この世界の片隅に』 の監督、片渕須直の前作品です。

物語はナント、ここ防府市が舞台。しかもウチの近所!

 

 

 

※ 防府市は昔、周防の国の国府があった所です。

物語は、この国衙地域を中心に展開してゆきます。

( 2010年撮影 )

 

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母がDVDを見ている間、私は自分の仕事をする予定でしたが・・・、

当時の防府の町並みや、主人公の通った小学校、神社、周辺の山々等、

実にリアルな描写に、つい見入ってしまいました。

 

 (;_;)/~~~ 懐かしいよぉ~。

 

 

 

※ ここの近くに主人公、新子の家がありました。

( 国衙公園:2010年撮影 )

 

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この映画は最近また、日本のあちらこちらで再上映されています。

※ 県外の方、是非ご覧ください!

 

 

細部にまでこだわって、丁寧に仕上げられた作品はやはり、

人々の心に沁み込んでくるんだなぁ~、と改めて思った次第です。

 

 

母と一緒に、昭和30年代にタイムスリップしたような、不思議な時間を過ごしました。

静かに降る今日の雨と共に記憶に留めておきたい・・・、そんな素敵な一日でした。

 

 

AH ! ― 六月の風 ―

 

毎年恒例、画廊 as it is ( 山口市鋳銭司 ) の企画展「 六月の風 山口 」 が現在開催中!

そこで今日は、山口市経由で午後から鋳銭司に行ってきました。

 

この企画展は、実力派揃いの抽象画展としても有名であり、

連日、県内の美術関係者の方々や、クリエーターの方々が大勢お越の様でした。

 

 

 

P1140652.JPG 今年の作家さんは・・・、

 東京で活躍しておられる

 石原章吾氏、住谷重光氏、菅沼 稔氏、

 そして、画廊オーナーの岡本 英氏の、

 計4名が参加。

 

 

 

 

 

 

独創的で緊張感あふれる抽象画の作品群は、

ここの画廊にビシッ!と収まり、

実に気持ちの良い空間に仕上がっていました。

( 色々と勉強になります。感謝!  )

 

 

 

展覧会を堪能した後は、画廊の庭で、

その場に偶然居合わせた方々( 他のお客様 ) との、

一期一会の時間を楽しみます。

( これが、画廊 as it is の素敵なところ、でもあります )

 

 

※画廊の庭にて

 

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 今日は・・・、近くにお住いの画家の先生( Oさん ) や

宇部市にお住いの抽象画の作家さん( Fさん ) がおられました。

いつも興味深いお話をお聞かせ頂き、ありがとうございます!

 

 

この展覧会は、今週の土曜日( 10日 ) まで開催しておられます。

( 11:00~17:00  )

 

興味のある方は是非、画廊 as it is へどうぞ・・・!

 

AH ! ― 大平山 ―

 

長い距離を歩けなくなった母の為に、先月から車椅子をお借りし、目下大いに活用中!

 

今日は、私の仕事が早く片付いたので、夕方の散歩はナント大平山へ・・・。

この山の標高は631mで、山頂付近まで車で上る事ができます。

(現在、卯木の花が見頃 ♪ )

 

 

P1140619.JPG   駐車場から山頂公園までは、

   レンガ舗装されたプロムナードが

   キレイに整えられているので、

   瀬戸の海を楽しみつつ

   ゆっくりと散策する事ができます。

 

 

 

     母:「いい眺めじゃねぇ~」

     私:「野島が見えるよ~!」

 

P1140632.JPG   

 

   こちらは周南市方面を望んだ景。

   

   山頂からは・・・、

   快晴の日には、国東半島(大分県)や、

   佐田岬(愛媛県)も見えるそうです。

 

 

 

 

 

 

こちらは山頂公園から見た、防府平野。

南の方は、江戸時代からの干拓によってできた町です。

 

 

P1140620.JPG

 

 

 

 

 

   山頂公園は、よく手入れされており、P1140631.JPG

   今日はラベンダーやシモツケ、

   ツツジなどを

   楽しむ事ができました。

 

   ※ 障がい者用のトイレも綺麗。感謝!

 

P1140627.JPG

 

 

 

 

 

透き通った空気の中では、ウグイスやホトトギスの声が、

とても鮮明に聞こえてくるので、耳の遠くなった母にとっては、

久しぶりに聞く  「鳥の鳴き声」 だったようです。

 

 

清々しい初夏の、穏やかな時間に心から感謝しました。

 

 

AH ! ― 萩市にてⅰ ―

 

久し振りに萩市へ行ってきました。

 

現在、山口県立萩美術館・浦上記念館では

「今右衛門の色鍋島」 と題された色絵磁器の展覧会が行われています。

 

 

※展覧会のチケットより

 

P1140611.JPG  会場である本館 2階の展示室(3~6)には、

  10代~14代 今泉今右衛門の名品と

  17世紀~18世紀の古陶磁の名品がずらり!

 

  それらが、5つの章に分けて展示されており、

  色鍋島の歴史を遡上する様に、

  作品を楽しむ事ができます。

 

  特に、2014年に人間国宝の認定を受けた

  当代今右衛門の作品を、これほどまとめて

  鑑賞できる機会はないのでは、と思われました。

 

 

 

 

※展覧会のパンフレットより

 

P1140607.JPG  また、陶芸館の、

  「オブジェ―陶造形の潜勢力Ⅲ」(展示室8)

  と題された、萩焼作家三輪和彦さんの

  力強いインスタレーションは圧巻!

  「茶陶の近現代」(展示室7)では、

  様々な茶陶器が幻想的に展示されており、

  作品の持つ精神世界の奥深さに

  感銘を受けました。

  

  

  

  

  

  

さらに、茶室展示の漆のインスタレーション「流れる水 ふれる水」(田中信行作)は、

直線的に構成された茶室と、なめらかな曲線の作品との取り合わせが斬新。

漆黒のオブジェから滴る水を感じつつ・・・、不思議な異空間を味わいました。

 

 

 

 

 

何となく?立ち寄った美術館でしたが、見応え十分、大満足。

まだの方は是非、山口県立萩美術館・浦上記念館へ、お・い・で・ま・せ!

 

 

 つづく

 

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